しーまブログ 旅行・観光瀬戸内町 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2012年12月01日

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて


第37回「瀬戸内町文化祭」では、
『あまみヒギャジマンプロジェクト』のブースとして
これまでのブログの抜粋、作成した動画、テルやブフォ笠などを展示しました。

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて


ヒギャジマンブースにて

ブースに立ち寄られたかたがたに、
”ワンのヒギャジマン”として「瀬戸内町おすすめ・自慢・お宝」を書いて貼ってもらいました。
みなさんから本当にさまざまな面白いコメントをいただけました。
書いていただいた方々、ありがとうございます。
(こちらは後日あらためて紹介します)
ヒギャジマンブースにて



ブースでお話する中で、昔話や人々の知恵、
小ネタを教えていただいたので、ここでいくつか紹介します。

今回は、特にブースに展示した物を見られて、それに関する話しで弾みました。

ヒギャジマンブースにて


●まずテルやブフォガサなどの竹細工関係のお話です。 

今年の3月、古仁屋でテルを作られている永田明正さんの制作風景を映像で記録しました。
町文化祭の当日、この映像を流しながら実際に作られたテルをおいて、
いろんな方に見てもらい体験で担いでもらったりしました。
年配のかたからは「懐かしい」とか、「今も家にありますよー」といったお話が伺えました。

個々にお話を聞くと、いまの60代から70代の親の世代は、
竹細工を作られる人があちこちいたようですね。
今から40年ほど前でしょうか。
自家用に作ったり人に頼まれて作ったりしていたとのことでした。
節子や古仁屋、油井の出身の方からのお話を聞きましたが、
他集落でも同様な状況だったようです。

古仁屋には、30~40年ほど前に竹細工屋があったとのこと。
場所は春日のあたりだったようです。その後ろにはこんにゃく屋もあったとか。

お話を伺ったかたの話では、
子供の頃、この竹細工屋からでる竹ヒゴのあまりをもらって、
遊びの道具にされていたようですよ。

近年では竹細工ができる人が極端に減り、
聞いてまわっても瀬戸内町内で永田さんしか確認できていませんでした。
しかし、テルの記録や今回の文化祭を通じて、
竹細工をしている方が他にも3人(4人かも?)いらっしゃることが分かりました!
少ないながら、今でも脈々と竹細工の技術が継がれているようですね。

瀬戸内の町内でも、地域によって使う材料が違ったりすることがあるようです。

 *

テルやブフォガサをかぶって記念撮影したかたがたの写真も
あわせてご紹介させていただきます。

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて

お孫さんがティルを頭につけるのに挑戦!
おばあちゃんが紐で長さを調整する仕方を教えてくださいました。さすが!
ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて

なりきって演技するかたも!
ヒギャジマンブースにて




今回展示した笠ですが、一般的なクバの葉ではなく、
ブフォ(ダンチク)の葉と竹で作られています。

さらに男型と女型があり、女型には星型の飾りも施してあります。
永田さんの作る笠は、材料がブフォであったり女型に飾りを施すなど、
島の他地域ではあまりみられない珍しいものでした!
この技術は永田さのお父さんから伝わったものですが、その先が気になるところです。

ヒギャジマンブースにて

竹細工は地域によって材料から作り方、呼び方が違うので、
今後も作ってらっしゃる方に話を聞いたりして、
しっかりと調べていきたいと思います!

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて

ヒギャジマンブースにて



●次は壺&芭蕉の葉です。

今回、壺を展示するにあたって、
中身は空でしたが芭蕉の葉でフタにしてみようと思い、
試しにかぶせ、麻紐で縛ってみました。

思ったり葉の中央の筋が破れるので難しいと思ったのですが、
天の声が!(島の方が教えてくれました)。

「葉を壺のフタにするなら、若い葉は柔らかいのでそのままつかえる。
しかし大きくなって硬くなった葉は、火にあぶって柔らかくしてから使ったらいいよ」とのこと。
さすが昔からの生活の知恵ですね!

芭蕉の葉は、他にもおにぎりの敷物や鍋つかみなどに使われたりしています。

芭蕉の葉は肉厚で表面に光沢があるので、今で言えばラップみたいなものでしょうか。
熱を防ぐ作用もあるので、熱いご飯を握るときもつかえると言っていました。

こんな感じにフタをして
ヒギャジマンブースにて

今ではなかなか普段の生活で使うことがなくなりましたが、
また機会があったらいろいろと試して使ってみたいです。


ヒギャジマンブースにて


●最後にパネルを見ながら出てきたヒギャジマン&昔話です。

先日、管鈍で行われたミキ作りのパネルを見ながら篠川出身の方とお話しましたが、
ミキの話から行事の話になりました。

その方が言うには
1月と5月、9月はツキノカミ(月の神)のツキマツリがおこなわれていたようです。

その時にはオヤモチとコモチという二つのサイズの餅を作りお供えしたとのこと。
またこの日はトーティブル(カボチャ)を炊き、
親戚が集まって年配のかたの昔話を聞く日だったとか。
こういった行事から昔の伝承や風習が代々つたえられてきたのではと思いました。

現在の状況を聞きそびれたので、これもまた機会を見て
おじゃまして話を伺いたいと思います。



また、嘉鉄の知っているおじさんが来られて、
資料をみながらいろいろな話をしてくれました。
ヒギャジマンブースにて
嘉鉄の県道沿いにもサガリバナが咲いていたとか、テルを作った、
垣漁を祖父の時代までやっていた、バシャギン(芭蕉の着物)を作った、
ワラの作り方は使い方によってねじる回数が違うなどなど、
どんどん出てきました。
この話は近いうちに詳細を聞いて、また別の機会にださせてもらいます。

今回は資料が目の前にあったので、
それを見ながらいろいろな関連する話をお伺いすることができました。
ヒギャジマンブースにて

写真や現物があると、次から次へといろいろな話が出てくるので面白いですね。
またぜひイベントなどで活動紹介をしながら、
お話を聞いていきたいとおもいます!

ブログを見られたかたでも、関連する話でなにかあればぜひ教えてください。

ヒギャジマンブースにて


瀬戸内町文化祭において、
「あまみヒギャジマンプロジェクト」のブースに立ち寄ってくださったかたがた
本当にありがとうございました!



2012.11.17・18

瀬戸内町 古仁屋

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 現場監督ミズノ

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内




同じカテゴリー(行事・イベント)の記事画像
奄美の歴史を感じて ~夜光貝細工体験~
今日は、勝手に古仁屋の日!
5/28(火)は、勝手に古仁屋の日!
『2013 奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会』の申込みは、5月15日(水)まで!!
子ども読書フェスタ 古仁屋中学校吹奏楽部演奏、カルタ大会編
こども読書フェスタ 読み聞かせ編
同じカテゴリー(行事・イベント)の記事
 「あまみのいきものをかいてみよう!」 (2013-10-01 06:30)
 奄美の歴史を感じて ~夜光貝細工体験~ (2013-09-05 09:10)
 今日は、勝手に古仁屋の日! (2013-05-28 22:51)
 5/28(火)は、勝手に古仁屋の日! (2013-05-27 08:30)
 『2013 奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会』の申込みは、5月15日(水)まで!! (2013-05-08 11:52)
 子ども読書フェスタ 古仁屋中学校吹奏楽部演奏、カルタ大会編 (2013-05-06 08:30)

Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 12:27│Comments(0)行事・イベント
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ヒギャジマンブースにて
    コメント(0)