2013年09月10日
芭蕉の「芯止め」
糸芭蕉の葉や芯を切り落とす
「芯止め」という作業を行ないました。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会では、
11月末ごろに、伝統文化親子体験教室事業として
「芭蕉の糸づくり・織り」体験を予定しています。

3月に行った「芭蕉の糸づくり」の様子は、
こちらの記事をごらんください→☆
糸芭蕉の木からとり出した繊維で
糸を紡いで織る芭蕉布。
芭蕉布は、奄美群島において重要な伝統工芸であり、
とくに江戸期には瀬戸内町の特産品でしたが、現在では衰退しています。
そのため瀬戸内町文化遺産活用実行委員会では、
地域の子供たちに伝統文化を理解し、
その継承と復興につながるきっかけにしてもらいたいと、
親子を対象とした体験学習教室を計画しているところです。
* *
今回の「芯止め」は、
その体験教室で使う材料となる糸芭蕉の
手入れの一つとして重要な作業。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会のメンバーと、
芭蕉布を復活させたいと願う有志が、
町内某所に集まりました。

「芯止め」は、背丈の伸びた芭蕉の葉と幹の上部を切り落として、
栄養が葉っぱに行かないようにし、
根と先の太さを均一にするための作業。
繊維を柔らかくする目的もあります。
夏の間に、「芯止め」を2~3回行ない、
冬に芭蕉を倒して、糸を取り出していきます。
【 芭蕉 芯止めビフォー 】

芭蕉とガジュマルがならび、まるでジャングルのようです!
ちなみにこのガジュマルは小さな苗だったのが、
約25年でこれだけ育ったとか。
バシャヤマ(芭蕉山、芭蕉の群生地)に入ったら、
この時期は、足元のハブに気をつけなければなりません。
鎌で、スパスパと伸びた葉っぱと芯を切り落としていきます。

手際よく作業してくださったのは、徳山さん。
大島紬の図案づくりから織りまでこなす方で、
昭和62年ごろに瀬戸内町で芭蕉を復活させようと、
仲間と試みた経験もあるそう。

手際がいいので、作業もはかどります。
切り出した葉をみんなで運び出していきました。

切り落としたばかりなのに、
もう1センチほど真ん中が生えてきています。
芭蕉の生命力ってスゴい!!

バランスを見ながら、
芯止めをしていきました。

ここの芭蕉は細いものが多く、
体験教室で使うための繊維がじゅうぶんに取り出せそうにありません。
他にも芭蕉を確保しないといけませんね。
【 芭蕉 芯止めアフター 】

このあと一部メンバーは、バシャヤマ(芭蕉の山、芭蕉の群生地)を求めて、
町内探険へ出かけました。
親子体験教室「芭蕉の糸づくり・織り」については、
日程が決まりましたら、
当ブログなどでお知らせいたします。
ぜひご参加ください!
2013.09.07
瀬戸内町 某所
奄美.asia / Y.K
「芯止め」という作業を行ないました。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会では、
11月末ごろに、伝統文化親子体験教室事業として
「芭蕉の糸づくり・織り」体験を予定しています。
3月に行った「芭蕉の糸づくり」の様子は、
こちらの記事をごらんください→☆
糸芭蕉の木からとり出した繊維で
糸を紡いで織る芭蕉布。
芭蕉布は、奄美群島において重要な伝統工芸であり、
とくに江戸期には瀬戸内町の特産品でしたが、現在では衰退しています。
そのため瀬戸内町文化遺産活用実行委員会では、
地域の子供たちに伝統文化を理解し、
その継承と復興につながるきっかけにしてもらいたいと、
親子を対象とした体験学習教室を計画しているところです。
* *
今回の「芯止め」は、
その体験教室で使う材料となる糸芭蕉の
手入れの一つとして重要な作業。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会のメンバーと、
芭蕉布を復活させたいと願う有志が、
町内某所に集まりました。
「芯止め」は、背丈の伸びた芭蕉の葉と幹の上部を切り落として、
栄養が葉っぱに行かないようにし、
根と先の太さを均一にするための作業。
繊維を柔らかくする目的もあります。
夏の間に、「芯止め」を2~3回行ない、
冬に芭蕉を倒して、糸を取り出していきます。
【 芭蕉 芯止めビフォー 】
芭蕉とガジュマルがならび、まるでジャングルのようです!
ちなみにこのガジュマルは小さな苗だったのが、
約25年でこれだけ育ったとか。
バシャヤマ(芭蕉山、芭蕉の群生地)に入ったら、
この時期は、足元のハブに気をつけなければなりません。
鎌で、スパスパと伸びた葉っぱと芯を切り落としていきます。
手際よく作業してくださったのは、徳山さん。
大島紬の図案づくりから織りまでこなす方で、
昭和62年ごろに瀬戸内町で芭蕉を復活させようと、
仲間と試みた経験もあるそう。
手際がいいので、作業もはかどります。
切り出した葉をみんなで運び出していきました。
切り落としたばかりなのに、
もう1センチほど真ん中が生えてきています。
芭蕉の生命力ってスゴい!!
バランスを見ながら、
芯止めをしていきました。
ここの芭蕉は細いものが多く、
体験教室で使うための繊維がじゅうぶんに取り出せそうにありません。
他にも芭蕉を確保しないといけませんね。
【 芭蕉 芯止めアフター 】
このあと一部メンバーは、バシャヤマ(芭蕉の山、芭蕉の群生地)を求めて、
町内探険へ出かけました。
親子体験教室「芭蕉の糸づくり・織り」については、
日程が決まりましたら、
当ブログなどでお知らせいたします。
ぜひご参加ください!
2013.09.07
瀬戸内町 某所
奄美.asia / Y.K
2013年08月18日
油井の稲作 縄作り編
平成25年8月4日。
油井集落では、稲の脱穀作業が行われました。
体育館の中では、脱穀機や唐箕、サンバラという農具を使い、
皆さんが額に汗して作業に励んでいました。

脱穀後の藁をひとまとまりにまとめます。
藁が集まるのを待ちつつ、一休み。
一方、体育館の外では・・・

シマの大先輩達が藁で縄を綯(な)っていました!
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
「どうして、縄を綯っているのだろう?」と思いつつも、
その手から生み出される縄の美しさに、思わず見入ってしまいました。

縄は2本綯って縛り、1本にしていきます。

先輩の巧みな技を見つめていた彼。

先輩の縄を引き継いで、縄綯いに挑戦です。
やっぱり「習うより慣れろ」ですね。
そして、
出来上がった縄は体育館に運ばれます。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
縄は藁束を縛るため、作られていたんですね。
縛り方にもコツがあるようです。
脱穀された籾は米袋に入れられ、藁束と一緒に集落の公民館に運ばれます。
1袋、約20キロ。
今年は、約80キロの収穫でした!

藁は油井集落の豊年祭(9月19日(木))に、
籾は精米後、油井小中学校の学校行事(餅つき大会)に使われるそうです。
油井集落の稲作は、豊年祭で使う藁を作るために行われています。
稲作がほとんど無くなってしまった奄美。
祭りで重要な意味を持つ藁縄を、その材料から育て、作る。
そこには、シマの人たちの祭りにかける強い「ウムイ(思い)」を感じずにはいられません。
シマで技術力があることを「ティディがある」と言います。
おじいちゃんおばあちゃん世代から孫の世代へ。
油井集落では稲作に関わる「ティディ」と、稲作と祭りへの「ウムイ」を、
確実に伝承していくのだな、と今回の取材を通して痛感しました。
ご協力いただいた、油井集落の皆さん。
そして、油井小中学校の先生、児童・生徒、保護者の皆さん。
本当にありがとうございました。
奄美.asia Satsuki.K
2013.8.17(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
油井集落では、稲の脱穀作業が行われました。
体育館の中では、脱穀機や唐箕、サンバラという農具を使い、
皆さんが額に汗して作業に励んでいました。
脱穀後の藁をひとまとまりにまとめます。
藁が集まるのを待ちつつ、一休み。
一方、体育館の外では・・・
シマの大先輩達が藁で縄を綯(な)っていました!
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
「どうして、縄を綯っているのだろう?」と思いつつも、
その手から生み出される縄の美しさに、思わず見入ってしまいました。
縄は2本綯って縛り、1本にしていきます。
先輩の巧みな技を見つめていた彼。
先輩の縄を引き継いで、縄綯いに挑戦です。
やっぱり「習うより慣れろ」ですね。
そして、
出来上がった縄は体育館に運ばれます。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
縄は藁束を縛るため、作られていたんですね。
縛り方にもコツがあるようです。
脱穀された籾は米袋に入れられ、藁束と一緒に集落の公民館に運ばれます。
1袋、約20キロ。
今年は、約80キロの収穫でした!
藁は油井集落の豊年祭(9月19日(木))に、
籾は精米後、油井小中学校の学校行事(餅つき大会)に使われるそうです。
油井集落の稲作は、豊年祭で使う藁を作るために行われています。
稲作がほとんど無くなってしまった奄美。
祭りで重要な意味を持つ藁縄を、その材料から育て、作る。
そこには、シマの人たちの祭りにかける強い「ウムイ(思い)」を感じずにはいられません。
シマで技術力があることを「ティディがある」と言います。
おじいちゃんおばあちゃん世代から孫の世代へ。
油井集落では稲作に関わる「ティディ」と、稲作と祭りへの「ウムイ」を、
確実に伝承していくのだな、と今回の取材を通して痛感しました。
ご協力いただいた、油井集落の皆さん。
そして、油井小中学校の先生、児童・生徒、保護者の皆さん。
本当にありがとうございました。
奄美.asia Satsuki.K
2013.8.17(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
2013年08月15日
油井の稲作 唐箕編
平成25年8月4日。
油井集落で行われた稲の脱穀作業。
今回は脱穀作業のその後について。

脱穀機で脱穀された籾。
その籾をタライに掻き集めていきます。

集められた籾には、藁がまだまだたくさんついています。
次はその藁を取り除く作業。
思い思いの話をしつつも、手の動きは止まりませんよ~。

そして、いよいよ「唐箕(トウミ)」の出番!
唐箕は脱穀後の籾や藁屑を、風によって選別する道具です。
大まかに藁が取り除かれた籾を、唐箕にかけていきます。

唐箕を上から見ると、四角の口がぱっくり開いていますね。
この部分を漏斗(ろうと)といい、ここから少しずつ藁屑のついた籾を下へ落としていきます。
写真奥側にハンドルがあり、そのハンドルを回すと内蔵された歯車が回ります。
すると風がおこって、落下してきた籾や葉屑が重さによって選別されるという仕組み。

藁屑や茎を一本ずつ取り除いていきます。
根気のいる作業ですね。
この竹で編まれたザルは「サンバラ」と言います。
浅いザルなので、穀物などを干す以外に、選別作業などにも利用するそうです。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
葉っぱが取り除かれた籾を、もう一度、唐箕にかけます。
唐箕には漏斗の真下に、2本の樋(ひ)があります。
この樋を通って、風によって選別された籾や藁屑が外に取り出されます。
向かって右の樋から、籾(食用米)が出てきます。
向かって左の樋からは、食用にならない屑米、いわゆる不完全米が出てくるそうです。
そして、中央からは籾殻や葉屑などが、風にのって吹き飛ばされてきます。
「僕がやる!」

↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
精一杯の力を込めて、ハンドルを回しています。
やっとハンドル回せて良かったね。
(彼は会場設営の時から、唐箕の前に陣取っていたのです・・・)

そして、唐箕で取り除けなかった茎は、また手作業で取り除きます。
「あげ~、取れんば(茎から籾が)。誰かビール瓶持ってきて!」
の一声に、運動会競技用のビール瓶が運ばれてきました。
何をするのか、見ていると・・・
ブルーシートに広げた茎付き籾をたたき始めました!
こうして叩くと、籾が茎から取れるそう!
叩き過ぎると米が割れてしまうので、叩く時の力加減が大事とのことでした。

そして、最終選別。
サンバラに籾を入れて、左右にサンバラをゆすります。
こうすると、小さな茎や藁屑が籾の上の方に集まってきて、取り除きやすくなります。
ザッザッザッザッ ――(茎や藁屑を取る)――
ザッザッザッザッ――(茎や藁屑を取る)――
ご婦人方の手元から、リズミカルな音が響きます。

選別が終わった籾は、米袋の中へ。
これで、脱穀作業は終了です。

ちびっ子たちも汗だくになって、がんばっていました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
奄美.asia Satsuki.K
2013.8.4(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
油井集落で行われた稲の脱穀作業。
今回は脱穀作業のその後について。
脱穀機で脱穀された籾。
その籾をタライに掻き集めていきます。
集められた籾には、藁がまだまだたくさんついています。
次はその藁を取り除く作業。
思い思いの話をしつつも、手の動きは止まりませんよ~。
そして、いよいよ「唐箕(トウミ)」の出番!
唐箕は脱穀後の籾や藁屑を、風によって選別する道具です。
大まかに藁が取り除かれた籾を、唐箕にかけていきます。
唐箕を上から見ると、四角の口がぱっくり開いていますね。
この部分を漏斗(ろうと)といい、ここから少しずつ藁屑のついた籾を下へ落としていきます。
写真奥側にハンドルがあり、そのハンドルを回すと内蔵された歯車が回ります。
すると風がおこって、落下してきた籾や葉屑が重さによって選別されるという仕組み。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
唐箕にかけられた籾を、また選別していきます。藁屑や茎を一本ずつ取り除いていきます。
根気のいる作業ですね。
この竹で編まれたザルは「サンバラ」と言います。
浅いザルなので、穀物などを干す以外に、選別作業などにも利用するそうです。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
葉っぱが取り除かれた籾を、もう一度、唐箕にかけます。
唐箕には漏斗の真下に、2本の樋(ひ)があります。
この樋を通って、風によって選別された籾や藁屑が外に取り出されます。
向かって右の樋から、籾(食用米)が出てきます。
向かって左の樋からは、食用にならない屑米、いわゆる不完全米が出てくるそうです。
そして、中央からは籾殻や葉屑などが、風にのって吹き飛ばされてきます。
「僕がやる!」
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
精一杯の力を込めて、ハンドルを回しています。
やっとハンドル回せて良かったね。
(彼は会場設営の時から、唐箕の前に陣取っていたのです・・・)
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
そして、唐箕で取り除けなかった茎は、また手作業で取り除きます。
「あげ~、取れんば(茎から籾が)。誰かビール瓶持ってきて!」
の一声に、運動会競技用のビール瓶が運ばれてきました。
何をするのか、見ていると・・・
ブルーシートに広げた茎付き籾をたたき始めました!
こうして叩くと、籾が茎から取れるそう!
叩き過ぎると米が割れてしまうので、叩く時の力加減が大事とのことでした。
そして、最終選別。
サンバラに籾を入れて、左右にサンバラをゆすります。
こうすると、小さな茎や藁屑が籾の上の方に集まってきて、取り除きやすくなります。
ザッザッザッザッ ――(茎や藁屑を取る)――
ザッザッザッザッ――(茎や藁屑を取る)――
ご婦人方の手元から、リズミカルな音が響きます。
選別が終わった籾は、米袋の中へ。
これで、脱穀作業は終了です。
ちびっ子たちも汗だくになって、がんばっていました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
奄美.asia Satsuki.K
2013.8.4(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
2013年08月13日
油井の稲作 脱穀編
平成25年8月4日、油井集落では稲の脱穀作業がありました。
この日は、稲束を干してからちょうど1週間後。

体育館2Fに干した稲束は、カラカラに乾いていました!
私もちょっとお手伝いして、稲束を担ぎましたよ。
稲束の重さは、干す前の1/3くらいになっていたかな~。

体育館では、脱穀の準備が始まっていました。
2Fからはブルーシートが垂らされていました・・・
「???」
何をするのでしょうか?

脱穀機にもブルーシートを被せていきます。

「文明式旭光号」!
足踏み式の脱穀機のようです。
会場のセッティングが完了して、「さぁ、いくよ~」と2Fから稲束が!!!

なるほど~!!!
ブルーシートは滑り台の役割だったんですね~

滑り落ちる稲束を落とさずキャッチできるかな?
子供たちは作業中でも楽しいことを見つける天才ですね。
1Fに降ろされた稲束は、稲穂の向きをあわせて床に置かれていきます。

↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑

お!脱穀が始まりました!

リズミカルに足元のバーを踏んでます。
挑戦した方に聞いてみると、「足踏みミシン」を片足で踏むのに似ているかな?とのこと!
タイミングよく踏まないと、動作が止まってしまうそうです。
大先輩に教えてもらいつつ、子供たちも脱穀に挑戦!

↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
結構、引っ張られるようで、苦戦気味かな?

でも、女の子だって、脱穀やりますよ!!

みんな真剣な面持ちで、作業に集中していますね。

脱穀機の反対側から、脱穀の様子を激写しました!
四方八方に飛び散る籾!
なるほど!!
ブルーシートは脱穀された籾が飛び散らないためだったんですね~。
脱穀された籾。
茎がついたものもありますが、綺麗に脱穀されていましたよ~
一つの穂から、80~100ぐらいの籾がついているようでした。
さあ、続いてはサンバラやトウミの出番!
サンバラ?トウミ?って何? と言う、そこのあなた!
次回をお楽しみに!!
奄美.asia Satsuki.K
2013.8.4(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
この日は、稲束を干してからちょうど1週間後。
体育館2Fに干した稲束は、カラカラに乾いていました!
私もちょっとお手伝いして、稲束を担ぎましたよ。
稲束の重さは、干す前の1/3くらいになっていたかな~。
体育館では、脱穀の準備が始まっていました。
2Fからはブルーシートが垂らされていました・・・
「???」
何をするのでしょうか?
脱穀機にもブルーシートを被せていきます。
「文明式旭光号」!
足踏み式の脱穀機のようです。
会場のセッティングが完了して、「さぁ、いくよ~」と2Fから稲束が!!!
なるほど~!!!
ブルーシートは滑り台の役割だったんですね~
滑り落ちる稲束を落とさずキャッチできるかな?
子供たちは作業中でも楽しいことを見つける天才ですね。
1Fに降ろされた稲束は、稲穂の向きをあわせて床に置かれていきます。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
お!脱穀が始まりました!
リズミカルに足元のバーを踏んでます。
挑戦した方に聞いてみると、「足踏みミシン」を片足で踏むのに似ているかな?とのこと!
タイミングよく踏まないと、動作が止まってしまうそうです。
大先輩に教えてもらいつつ、子供たちも脱穀に挑戦!
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
結構、引っ張られるようで、苦戦気味かな?
でも、女の子だって、脱穀やりますよ!!
みんな真剣な面持ちで、作業に集中していますね。
脱穀機の反対側から、脱穀の様子を激写しました!
四方八方に飛び散る籾!
なるほど!!
ブルーシートは脱穀された籾が飛び散らないためだったんですね~。
茎がついたものもありますが、綺麗に脱穀されていましたよ~
一つの穂から、80~100ぐらいの籾がついているようでした。
さあ、続いてはサンバラやトウミの出番!
サンバラ?トウミ?って何? と言う、そこのあなた!
次回をお楽しみに!!

奄美.asia Satsuki.K
2013.8.4(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
2013年08月05日
油井の田んぼ 最終章
平成25年7月28日(日)
油井集落で稲刈り の後、子供たちが走り出しました。
みんな、どこにいくのでしょう?

行きついた先には、稲束の山が。

子供たちは、稲束をかついで階段を登ります。

入った先では、稲束を干していました。

ここは油井小中学校の体育館!
なるほど~、ここなら雨風の心配なく干すことができますね!

光に透けて、稲穂が輝いています。

まだまだ、稲束はたくさん

子供たちはどんどん運びます。

大人は運ばれた稲をどんどん干していきます。

反対側でも。

ついに、体育館の二階は稲束でいっぱいに!

本当に豊作ですね。

光り輝く稲穂。
この輝きが、これからも続いていってほしいです。

S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
油井集落で稲刈り の後、子供たちが走り出しました。
みんな、どこにいくのでしょう?
行きついた先には、稲束の山が。
子供たちは、稲束をかついで階段を登ります。
入った先では、稲束を干していました。
ここは油井小中学校の体育館!
なるほど~、ここなら雨風の心配なく干すことができますね!
光に透けて、稲穂が輝いています。
まだまだ、稲束はたくさん
子供たちはどんどん運びます。
大人は運ばれた稲をどんどん干していきます。
反対側でも。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
ついに、体育館の二階は稲束でいっぱいに!
本当に豊作ですね。
光り輝く稲穂。
この輝きが、これからも続いていってほしいです。
S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
2013年08月03日
油井の田んぼ 稲刈り編
平成25年7月28日(日)
油井集落で稲刈りが行われました。
稲刈り前 ※種もみまきから124日目(約三か月)

こんなにたくさんのお米が実りました!!!
「頭を垂れる稲穂かな」ですね♪

まずは、内田区長さんのあいさつです!
いよいよ稲刈りですね。
皆、緊張してる?

さあ!稲刈り開始!!
さすが!手慣れた手つきで刈り取ります。

こちらは、カマの使い方を教えてもらいながらの稲刈りです。
怪我しないように、気をつけてね!

「とったど~!!」大きな声で、自慢げに稲穂を掲げます。

稲刈りの隣では、おばちゃんたちが、稲を束ねています。
束ねる藁は、去年の稲藁。
「豊年万作じゃ」と嬉しそうです。

稲に藁を一周回した後、残りの藁をねじってねじって。
稲の束の真ん中に藁を通します。
これで、ほどけないんですね。

楽しげに作業する人の後ろを…
稲が移動!?

持ちすぎでしょ(笑)
前、見えてる~?

珍客?登場?
「先生の頭にバッタがいる~!」
「あ!先生帽子取っちゃダメ!写真撮ってもらうから!!」
取材協力ありがとうございます

作業も終盤です。

束ねた稲もどんどんできていきます。
もち米なので、背が高く、藁に使える茎が長いとのこと。

ついに、最後の稲を刈り採ります!

稲を刈った後に、残された生き物たち。
次なる住処を探して逃げまどいます。
カニとカエルがいます。探してみてください!

できた稲束は・・・

皆で軽トラックに積み込みます。

はみ出るほどの収穫!
しかも、3台目です!!

豊年満作!!よかった!よかった!!
稲刈りが終わった田んぼ…

皆さん、本当にお疲れ様でした!!!
来週8/4は、ついに脱穀!
楽しみです。
S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
油井集落で稲刈りが行われました。
稲刈り前 ※種もみまきから124日目(約三か月)
こんなにたくさんのお米が実りました!!!
「頭を垂れる稲穂かな」ですね♪
まずは、内田区長さんのあいさつです!
いよいよ稲刈りですね。
皆、緊張してる?
さあ!稲刈り開始!!
さすが!手慣れた手つきで刈り取ります。
こちらは、カマの使い方を教えてもらいながらの稲刈りです。
怪我しないように、気をつけてね!
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
「とったど~!!」大きな声で、自慢げに稲穂を掲げます。
稲刈りの隣では、おばちゃんたちが、稲を束ねています。
束ねる藁は、去年の稲藁。
「豊年万作じゃ」と嬉しそうです。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
稲に藁を一周回した後、残りの藁をねじってねじって。
稲の束の真ん中に藁を通します。
これで、ほどけないんですね。
楽しげに作業する人の後ろを…
稲が移動!?
持ちすぎでしょ(笑)
前、見えてる~?
珍客?登場?
「先生の頭にバッタがいる~!」
「あ!先生帽子取っちゃダメ!写真撮ってもらうから!!」
取材協力ありがとうございます

作業も終盤です。
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑
束ねた稲もどんどんできていきます。
もち米なので、背が高く、藁に使える茎が長いとのこと。
ついに、最後の稲を刈り採ります!
稲を刈った後に、残された生き物たち。
次なる住処を探して逃げまどいます。
カニとカエルがいます。探してみてください!
できた稲束は・・・
皆で軽トラックに積み込みます。
はみ出るほどの収穫!
しかも、3台目です!!
豊年満作!!よかった!よかった!!
稲刈りが終わった田んぼ…
皆さん、本当にお疲れ様でした!!!
来週8/4は、ついに脱穀!
楽しみです。
S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
2013年07月29日
油井の稲作(ダイジェスト)
平成25年7月28日(日)
油井集落で稲刈りが行われました。
写真は整理中なので、
今回は、田んぼの推移をダイジェストでご覧ください!
2013(平成25)年3月26日(火)
種もみまき

2013(平成25)年4月27日(月)
田植え ※種もみまきから27日目

2013(平成25)年6月14日(金)
草取り ※種もみまきから80日目

2013(平成25)年7月28日(日)午前8時
稲刈り前 ※種もみまきから124日目(約三か月)

2013(平成25)年7月28日(日)午後9時30分
稲刈り後

小さな種もみから、1メートルほどに成長した稲。
集落の人たちの愛情と、子供たちの笑顔に見守られて、無事収穫となりました。
豊年満作!!よかった!よかった!!
詳細は、後日。
待っててください!!
S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
油井集落で稲刈りが行われました。
写真は整理中なので、
今回は、田んぼの推移をダイジェストでご覧ください!
2013(平成25)年3月26日(火)
種もみまき
2013(平成25)年4月27日(月)
田植え ※種もみまきから27日目
2013(平成25)年6月14日(金)
草取り ※種もみまきから80日目
2013(平成25)年7月28日(日)午前8時
稲刈り前 ※種もみまきから124日目(約三か月)
2013(平成25)年7月28日(日)午後9時30分
稲刈り後
小さな種もみから、1メートルほどに成長した稲。
集落の人たちの愛情と、子供たちの笑顔に見守られて、無事収穫となりました。
豊年満作!!よかった!よかった!!
詳細は、後日。
待っててください!!
S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼
2013年06月27日
第2回 ひぎゃわらべ 島唄大会
平成25年6月16日(日) 瀬戸内町中央公民館で
「奄美群島復帰60周年記念 第2回 ひぎゃわらべ 島唄大会」
が開催されました。
(瀬戸内ケーブルテレビ(株)主催)

瀬戸内町の島唄といえば、ヒギャ唄!
奄美大島の島唄の代表です。
竹下和平さん、朝崎郁恵さん、西和美さん、中野律紀さん、元ちとせさん、
他にも多くのシマを代表する唄者がたくさんいます。
この大会は「ヒギャ唄を未来へ残そう」という目的で、昨年から始まりました。
大会へ出場したのは、島唄を習っている町内の小中学生!
小学校低学年の部に6人
小学校高学年の部に6人
中学生の部に4人
が出場しました。
他にもゲスト出演や未就学児によるシマ唄披露など、盛りだくさんのステージとなりました。
【小学校低学年の部】

トップバッターの彼は、シマ唄を習って何と2週間!
でも堂々とした唄声を披露していました。






唄い終わってホッとしている子(お疲れ様!)。
自分の出番を待って、緊張している子(がんばれ―))。
【小学校高学年の部】


途中、未就学児による特別ステージも!

可愛らしい唄声と仕草に、会場の雰囲気も和やかに。
(奄美新聞への提供写真です)
【中学校の部】




最後はゲストの3人!

さすが、ヒギャ唄を次世代につなぐ若手のホープ達!
のびやかな唄声を披露しました。
途中のMCも堂に入っていましたよ。
さぁ、いよいよ審査結果の発表です。
講評は、渡哲一さん

ご自身も唄者で、十数年前から保育所などで、島唄を教えてきた第一人者。
今日、出場のほとんどの子供たちがお世話になっています。
「こんなに多くの子供たちが、ヒギャ唄を唄っているのが嬉しいです。
皆、本当に上手かったです。審査が大変でした。
ぜひ、この子ども達が、他のシマ唄大会にも行けるように、指導者の皆さん、頑張ってください。」
との講評。
そして、表彰式。

受賞した皆さんは以下の通りです。
【小学校低学年の部】
優勝 求颯太さん 「よいすら節」
努力賞 西菜々子さん 「行きゅんにゃかな節」
【小学校高学年の部】
優勝 牧野敬さん 「よいすら節」
努力賞 澤江香佳さん 「らんかん節」
【中学年の部】
優勝 三原泉里さん 「長雲節」
努力賞 大橋円香さん 「らんかん節」
受賞した皆さん、とても誇らしく、嬉しそうな顔をしています。
おめでとうございます!!!
この大会を通して、たくさんの子供たちがヒギャ唄を唄い、そして未来につなげていくことができれば、それは素晴らしいことですね!
来年の大会も楽しみです。
2013.6.16 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
「奄美群島復帰60周年記念 第2回 ひぎゃわらべ 島唄大会」
が開催されました。
(瀬戸内ケーブルテレビ(株)主催)
瀬戸内町の島唄といえば、ヒギャ唄!
奄美大島の島唄の代表です。
竹下和平さん、朝崎郁恵さん、西和美さん、中野律紀さん、元ちとせさん、
他にも多くのシマを代表する唄者がたくさんいます。
この大会は「ヒギャ唄を未来へ残そう」という目的で、昨年から始まりました。
大会へ出場したのは、島唄を習っている町内の小中学生!
小学校低学年の部に6人
小学校高学年の部に6人
中学生の部に4人
が出場しました。
他にもゲスト出演や未就学児によるシマ唄披露など、盛りだくさんのステージとなりました。
【小学校低学年の部】
トップバッターの彼は、シマ唄を習って何と2週間!
でも堂々とした唄声を披露していました。
唄い終わってホッとしている子(お疲れ様!)。
自分の出番を待って、緊張している子(がんばれ―))。
【小学校高学年の部】
途中、未就学児による特別ステージも!
可愛らしい唄声と仕草に、会場の雰囲気も和やかに。
(奄美新聞への提供写真です)
【中学校の部】
最後はゲストの3人!
さすが、ヒギャ唄を次世代につなぐ若手のホープ達!
のびやかな唄声を披露しました。
途中のMCも堂に入っていましたよ。
さぁ、いよいよ審査結果の発表です。
講評は、渡哲一さん
ご自身も唄者で、十数年前から保育所などで、島唄を教えてきた第一人者。
今日、出場のほとんどの子供たちがお世話になっています。
「こんなに多くの子供たちが、ヒギャ唄を唄っているのが嬉しいです。
皆、本当に上手かったです。審査が大変でした。
ぜひ、この子ども達が、他のシマ唄大会にも行けるように、指導者の皆さん、頑張ってください。」
との講評。
そして、表彰式。
受賞した皆さんは以下の通りです。
【小学校低学年の部】
優勝 求颯太さん 「よいすら節」
努力賞 西菜々子さん 「行きゅんにゃかな節」
【小学校高学年の部】
優勝 牧野敬さん 「よいすら節」
努力賞 澤江香佳さん 「らんかん節」
【中学年の部】
優勝 三原泉里さん 「長雲節」
努力賞 大橋円香さん 「らんかん節」
受賞した皆さん、とても誇らしく、嬉しそうな顔をしています。
おめでとうございます!!!
この大会を通して、たくさんの子供たちがヒギャ唄を唄い、そして未来につなげていくことができれば、それは素晴らしいことですね!
来年の大会も楽しみです。
2013.6.16 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内