2013年04月29日
油井の稲作 田植え編
2月26日(火)に、油井集落の田んぼで「種もみまき」がありましたが、
4月21日(日)に田植えが行われました。。
今回の田植えには、
「油井集落・子ども会」、「油井小中学校」の児童、学校職員、PTA、そして集落の方々が参加されていました。

まずは、内田区長のあいさつです。

初めに、水田に植えられていた苗をみんなで採ります。

「自分で採れたよ~」と、嬉しそうに報告。

みんなが苗を採っている間、内田区長は苗を縛る藁を準備中です。
このように藁で苗を縛ります。(動画は写真をクリック↑)

「くくれたよ!」
お!何とか縛ることができましたね(藁を使って縛るのは、なかなか難しいんですよ)。

あぶし(=畦)に、苗がずらりと並びました。
苗を採り終えたら、次は水田の準備です。

昔は牛が行っていた作業。
今はトラクターにバトンタッチです。

田の均し(ならし)は、やっぱり人力でなくては!ですね。
さぁ、田植えの準備が整いました。

田植え開始!
でも、「どうやって植えるの~?」

「ここに植えらんば~」
親から子へ、田植えを教える姿。
きっと昔からこの光景は変わらないのでしょうね。

子供たちも一生懸命。
肘まで泥がついています。

田植えも半分すぎて、みんなの息もそろってきました。

で、やっぱりこうなりますよね・・・

田植え終了~!
体に着いた泥は、近くの川で洗い流します。

川までの道には、小さな足跡が・・・
この小さな足跡が、この先もずっと続いていってくれたらと思います。
「油井の豊年踊りは、稲刈りからの収穫を祝うおまつり。
種籾まきから稲を育てていかないと、本当の意味での収穫を祝う気持ちがわかないんです」
との、内田区長の言葉が心に残りました。
シマの一年は、種もみまき・田植えから始まります。

収穫の時期、稲穂があぶしを枕にするくらい、たくさん実りますように!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
4月21日(日)に田植えが行われました。。
今回の田植えには、
「油井集落・子ども会」、「油井小中学校」の児童、学校職員、PTA、そして集落の方々が参加されていました。
まずは、内田区長のあいさつです。
初めに、水田に植えられていた苗をみんなで採ります。
「自分で採れたよ~」と、嬉しそうに報告。
みんなが苗を採っている間、内田区長は苗を縛る藁を準備中です。
「くくれたよ!」
お!何とか縛ることができましたね(藁を使って縛るのは、なかなか難しいんですよ)。
あぶし(=畦)に、苗がずらりと並びました。
苗を採り終えたら、次は水田の準備です。
昔は牛が行っていた作業。
今はトラクターにバトンタッチです。
田の均し(ならし)は、やっぱり人力でなくては!ですね。
さぁ、田植えの準備が整いました。
田植え開始!
でも、「どうやって植えるの~?」
「ここに植えらんば~」
親から子へ、田植えを教える姿。
きっと昔からこの光景は変わらないのでしょうね。
子供たちも一生懸命。
肘まで泥がついています。
田植えも半分すぎて、みんなの息もそろってきました。
で、やっぱりこうなりますよね・・・
田植え終了~!
体に着いた泥は、近くの川で洗い流します。
川までの道には、小さな足跡が・・・
この小さな足跡が、この先もずっと続いていってくれたらと思います。
「油井の豊年踊りは、稲刈りからの収穫を祝うおまつり。
種籾まきから稲を育てていかないと、本当の意味での収穫を祝う気持ちがわかないんです」
との、内田区長の言葉が心に残りました。
シマの一年は、種もみまき・田植えから始まります。
収穫の時期、稲穂があぶしを枕にするくらい、たくさん実りますように!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月23日
かるた大会!で郷土を知ろう!!参加者募集!!
平成25年4月27日(土) 瀬戸内町立図書館・郷土館で
『こども読書フェスタ』が開催されます!

くわしい内容やお問い合わせ先は、チラシ↑をクリック!
今回の目玉企画は?
こども読書フェスタで初開催の『かるた大会』です。
新発売の『奄美ことわざカルタ』を中心に、3種類のカルタが楽しめます!
中でも注目度№1なのが、
『瀬戸内の郷土カルタ!!』セット

こちら、知る人ぞ知る! ちょ~レアなカルタです(皆さん、ご存知でしたか?)。
たとえば、こんな一枚。

フティモチを囲む子供たちの絵が、楽しげです。
この絵は、今は無き、古志小学校の児童が描いたものです。
絵札の裏には、説明文もついているので、郷土のことを知ることができます。

この絵札は、フティムチ(よもぎもち)なので、先日のサンガツサンチのことが書いてあります。
隊長のおすすめはこちら!

やっぱり、土器でしょう!古代への夢が広がります。。。
こんな、カラフルで楽しい絵札がいっぱいです!

上位入賞者には、賞品も…? あるとか? ないとか?(こうご期待ですね)
他にも、
『古仁屋中学校吹奏楽部のコンサート』 や 『ブックリサイクル』など
楽しいイベント盛りだくさんです。
子どもだけでなく、大人も楽しめるイベントですので、ぜひご家族でご参加ください!
平成25年4月27日(土)は、瀬戸内町立図書館・郷土館で決まり!!
ですね。
2013.4.14 瀬戸内町 古仁屋(瀬戸内町立図書館・郷土館)
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
『こども読書フェスタ』が開催されます!

くわしい内容やお問い合わせ先は、チラシ↑をクリック!
今回の目玉企画は?
こども読書フェスタで初開催の『かるた大会』です。
新発売の『奄美ことわざカルタ』を中心に、3種類のカルタが楽しめます!
中でも注目度№1なのが、
『瀬戸内の郷土カルタ!!』セット
こちら、知る人ぞ知る! ちょ~レアなカルタです(皆さん、ご存知でしたか?)。
たとえば、こんな一枚。

フティモチを囲む子供たちの絵が、楽しげです。
この絵は、今は無き、古志小学校の児童が描いたものです。
絵札の裏には、説明文もついているので、郷土のことを知ることができます。

この絵札は、フティムチ(よもぎもち)なので、先日のサンガツサンチのことが書いてあります。
隊長のおすすめはこちら!

やっぱり、土器でしょう!古代への夢が広がります。。。
こんな、カラフルで楽しい絵札がいっぱいです!
上位入賞者には、賞品も…? あるとか? ないとか?(こうご期待ですね)
他にも、
『古仁屋中学校吹奏楽部のコンサート』 や 『ブックリサイクル』など
楽しいイベント盛りだくさんです。
子どもだけでなく、大人も楽しめるイベントですので、ぜひご家族でご参加ください!
平成25年4月27日(土)は、瀬戸内町立図書館・郷土館で決まり!!
ですね。
2013.4.14 瀬戸内町 古仁屋(瀬戸内町立図書館・郷土館)
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月19日
油井の稲作 苗代編
2月26日(火)に、油井集落の田んぼで「種もみまき」がありましたが、
あれから約50日が経ち、そろそろ田植えの時期を迎えます。
あの時、まいた種もみがどうなっているのか、見に行ってきました。
ここ、油井集落の田んぼでは、「もち米」を育てています。
「油井 こども餅つき大会」での餅つき用であり、
県指定無形民俗文化財「油井の豊年踊り」の時には、
もち米は赤飯に、藁は綱を作るために使われています。
お!!!
集落の細い道を曲がると、見えてきました!

子どもたちがまいた種もみは、すくすく育っていました!
田んぼには水がはってあり、小さなオタマジャクシもたくさん泳いでいます。

「ビオトープ」という言葉がまだない頃、田んぼは小さな生き物たちの住処でした。
水に集まる生き物たちは、自然が豊かである証です。
若苗色の葉先が、黄金色にも見える苗。

子どもたちの思いが結晶となり、、キラキラと葉先を輝かせているのかもしれません。
案内してくださった、油井集落の内田区長が
「油井の豊年踊りのために稲作をやるのではなくて、稲作があってこその油井の豊年踊りなんです。」
と、おっしゃっていたのが印象的でした。
シマの集落行事の多くは、作物の豊作を神様に祈り、そして感謝するもの。
稲作を行っている集落も、少なくなってしまった現在、
小さいながらも稲作を営んでいる油井集落(須佐礼地区)は、自前で集落行事を行える数少ない集落です。
今週の4月21日(日)、油井集落(須佐礼地区)のこの田んぼでは、
「油井集落・子ども会」と「油井小中学校」の恒例行事として、田植えが行われます。
隊長鼎、田植えの様子を見に行ってきます!!
(今から楽しみです)
追伸:油井集落(須佐礼地区)にて

またもや、磁器を発見!今度は、「青磁」。
ここの所、磁器についてる時期のようです… おそまつ!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
あれから約50日が経ち、そろそろ田植えの時期を迎えます。
あの時、まいた種もみがどうなっているのか、見に行ってきました。
ここ、油井集落の田んぼでは、「もち米」を育てています。
「油井 こども餅つき大会」での餅つき用であり、
県指定無形民俗文化財「油井の豊年踊り」の時には、
もち米は赤飯に、藁は綱を作るために使われています。
お!!!
集落の細い道を曲がると、見えてきました!
子どもたちがまいた種もみは、すくすく育っていました!
田んぼには水がはってあり、小さなオタマジャクシもたくさん泳いでいます。
「ビオトープ」という言葉がまだない頃、田んぼは小さな生き物たちの住処でした。
水に集まる生き物たちは、自然が豊かである証です。
若苗色の葉先が、黄金色にも見える苗。
子どもたちの思いが結晶となり、、キラキラと葉先を輝かせているのかもしれません。
案内してくださった、油井集落の内田区長が
「油井の豊年踊りのために稲作をやるのではなくて、稲作があってこその油井の豊年踊りなんです。」
と、おっしゃっていたのが印象的でした。
シマの集落行事の多くは、作物の豊作を神様に祈り、そして感謝するもの。
稲作を行っている集落も、少なくなってしまった現在、
小さいながらも稲作を営んでいる油井集落(須佐礼地区)は、自前で集落行事を行える数少ない集落です。
今週の4月21日(日)、油井集落(須佐礼地区)のこの田んぼでは、
「油井集落・子ども会」と「油井小中学校」の恒例行事として、田植えが行われます。
隊長鼎、田植えの様子を見に行ってきます!!
(今から楽しみです)
追伸:油井集落(須佐礼地区)にて
またもや、磁器を発見!今度は、「青磁」。
ここの所、磁器についてる時期のようです… おそまつ!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月18日
サンガツサンチ その2
ここ、瀬戸内町では、先祖をとても大事にする風習があり、
各家々では、先祖供養を熱心にされている方が多くいらっしゃいます。
その様子を垣間見ることができる、一つの事例が、「お墓」です。

瀬戸内町では、集落や一族ごとに墓所があり、毎月1日と15日は、お墓をお参りしています。
そして、この日の墓所は、お参りに訪れるシマッチュでにぎわいをみせます。
花と線香と水そして、焼酎を持って、自分の家のお墓を拝むのはもちろんですが、
現在、集落に不在の親戚や知人のお墓もお参りします。
シマでは、お墓参りのことを「ハナコウ(花香)」とか、「カクサレ」とも言うそうです。
月に2回もお墓参りに訪れるので、墓所は掃除が行き届き、いつも綺麗。
本土のお寺のように、お墓の管理人がいなくても、シマの墓所はシマッチュによって守られています。
実は、墓参りの日は、上記の1日、15日以外に、旧暦の行事に合わせて行う場合もあります。
旧暦の行事でのお墓参りでは、普段の墓参りとは違い、行事にちなんだ花木を供える集落もあります。
先日のサンガツサンチの日にも、この日にちなんだお花をお墓に供えていました。
サンガツサンチにお供えする花は「白百合」です。

今回、調査した須佐礼集落で、
通りかかった集落の方に聞いてみました。
すると、須佐礼集落では、旧暦の3月は通常の1日にお墓参りをせず、3日の日にお墓参りに行くそうです。
また、昔は、サンガツサンチの日には、家の軒先に「百合」と「蓬葉(よもぎ)」をさしていたそうです。
「今でも百合を家の軒先に挿している家はありますか?」と質問してみると、
「いや~、そんなことするのはウッチュ(年配の方々)だけよ~。最近は、見ないね~」
と、おっしゃっていました。
隊長鼎は、サンガツサンチの日に、清水集落~嘉鉄集落~伊須集落と見て回りましたが、白百合をお供えしているお墓が多数ありました。


なぜ白百合なのかは、わかりませんが、瀬戸内町誌にも、「家の軒に白百合の花を挿す」とあります。

ちょうどこの時期、山には野百合が満開。
昔は季節の野の花や木を、先祖のために手折って、お供えしたのでしょう。
先祖を思い、敬う気持ち。
集落に伝わる行事や伝承もそうですが、いつまでも繋げていって欲しい、シマの宝です。
<参考文献>
・「 瀬戸内町誌 (民俗編) 」 瀬戸内町町編集筆委員会
・「 改訂名瀬市誌3巻 民俗編 」 改訂名瀬市誌編纂委員会
2013.4.12-14 瀬戸内町 清水 伊須 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
各家々では、先祖供養を熱心にされている方が多くいらっしゃいます。
その様子を垣間見ることができる、一つの事例が、「お墓」です。
瀬戸内町では、集落や一族ごとに墓所があり、毎月1日と15日は、お墓をお参りしています。
そして、この日の墓所は、お参りに訪れるシマッチュでにぎわいをみせます。
花と線香と水そして、焼酎を持って、自分の家のお墓を拝むのはもちろんですが、
現在、集落に不在の親戚や知人のお墓もお参りします。
シマでは、お墓参りのことを「ハナコウ(花香)」とか、「カクサレ」とも言うそうです。
月に2回もお墓参りに訪れるので、墓所は掃除が行き届き、いつも綺麗。
本土のお寺のように、お墓の管理人がいなくても、シマの墓所はシマッチュによって守られています。
実は、墓参りの日は、上記の1日、15日以外に、旧暦の行事に合わせて行う場合もあります。
旧暦の行事でのお墓参りでは、普段の墓参りとは違い、行事にちなんだ花木を供える集落もあります。
先日のサンガツサンチの日にも、この日にちなんだお花をお墓に供えていました。
サンガツサンチにお供えする花は「白百合」です。
今回、調査した須佐礼集落で、
通りかかった集落の方に聞いてみました。
すると、須佐礼集落では、旧暦の3月は通常の1日にお墓参りをせず、3日の日にお墓参りに行くそうです。
また、昔は、サンガツサンチの日には、家の軒先に「百合」と「蓬葉(よもぎ)」をさしていたそうです。
「今でも百合を家の軒先に挿している家はありますか?」と質問してみると、
「いや~、そんなことするのはウッチュ(年配の方々)だけよ~。最近は、見ないね~」
と、おっしゃっていました。
隊長鼎は、サンガツサンチの日に、清水集落~嘉鉄集落~伊須集落と見て回りましたが、白百合をお供えしているお墓が多数ありました。
なぜ白百合なのかは、わかりませんが、瀬戸内町誌にも、「家の軒に白百合の花を挿す」とあります。
ちょうどこの時期、山には野百合が満開。
昔は季節の野の花や木を、先祖のために手折って、お供えしたのでしょう。
先祖を思い、敬う気持ち。
集落に伝わる行事や伝承もそうですが、いつまでも繋げていって欲しい、シマの宝です。
<参考文献>
・「 瀬戸内町誌 (民俗編) 」 瀬戸内町町編集筆委員会
・「 改訂名瀬市誌3巻 民俗編 」 改訂名瀬市誌編纂委員会
2013.4.12-14 瀬戸内町 清水 伊須 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月16日
コーラルクリーン作戦!!in瀬戸内町
4月14日 コーラルクリーン作戦 に隊長一家も参加してきました。
コーラルクリーン作戦は、「瀬戸内町観光協会」と「海を守る会」が主催!
なんと、もう28回目を迎えるそうです。
作戦内容は、
「海中、海岸沿いの清掃活動を行う」、というもの。
毎年4月に、本島側と加計呂麻島で同時に作戦が決行されます。

天気が心配されていましたが、当日は作業日和の曇り空に。
老若男女、たくさんの人たちが集まっていました。
参加者の中には、古仁屋海上保安署職員、そして海猿も!

陸と海の両方から作戦を実施します。
隊長一家も、ゴミ袋と軍手を支給してもらいました(火バサミは持参)。

さぁ、ゴミ拾いの「三種の神器」をたずさえ・・・
いざ、作戦開始!!

まずは、海が仕事場「漁協前」から。

写真を撮ってたら、完全に出遅れました…
皆さん、黙々とゴミを探して集めてます。
古仁屋のシンボル?「コーラル橋」でも、コーラルクリーン作戦。

海の駅公園前の枯葉も集めます。

陸班、一時終了。
皆さんが集めたゴミをまとめていきます。

普段、何気なく通っている道。
ゴミを探しながら歩くと、あちこちにゴミが落ちていることに気がつきます。
続いて、海中班!出動!

ウェットスーツ姿、きまってます。
海底を清掃中。

海の中まで徹底的に掃除するのは、瀬戸内町ぐらいでは?
テレビ局の取材も来ていました。

ダイバーさん、ゴミを揚げて、代わりにカメラを渡されてます。
さすがに海中は、ダイバーさんにお願いしないと撮れませんもんね。
海底から、次々とゴミが揚がります。

海中のゴミは、ダイバーさんによって緑の網に集められ、海上に引き揚げられます。
海底には、陸とは違う種類の、たくさんのゴミが…

海のゴミの方が、いわゆる「燃やせないゴミ」が多数あるように感じました。
作戦、終了!
集められたゴミは、トラックいっぱいに!!

陸と海、合わせてトラック2台分のゴミが集まりました。
今回のコーラルクリーン作戦。
所要時間2時間程度で、これほどのゴミが集まるとは、正直、驚きました。
陸海ともに、ゴミのポイ捨て、少しずつ減っていくといいなぁと思います。
そして、「シマを綺麗に」という思いが、これからどんどん広がっていくことを願わずにはいられません。
参加した皆さん、お疲れ様でした。
2013.4.14 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
コーラルクリーン作戦は、「瀬戸内町観光協会」と「海を守る会」が主催!
なんと、もう28回目を迎えるそうです。
作戦内容は、
「海中、海岸沿いの清掃活動を行う」、というもの。
毎年4月に、本島側と加計呂麻島で同時に作戦が決行されます。
天気が心配されていましたが、当日は作業日和の曇り空に。
老若男女、たくさんの人たちが集まっていました。
参加者の中には、古仁屋海上保安署職員、そして海猿も!
陸と海の両方から作戦を実施します。
隊長一家も、ゴミ袋と軍手を支給してもらいました(火バサミは持参)。
さぁ、ゴミ拾いの「三種の神器」をたずさえ・・・
いざ、作戦開始!!
まずは、海が仕事場「漁協前」から。
写真を撮ってたら、完全に出遅れました…
皆さん、黙々とゴミを探して集めてます。
古仁屋のシンボル?「コーラル橋」でも、コーラルクリーン作戦。
海の駅公園前の枯葉も集めます。
陸班、一時終了。
皆さんが集めたゴミをまとめていきます。
普段、何気なく通っている道。
ゴミを探しながら歩くと、あちこちにゴミが落ちていることに気がつきます。
続いて、海中班!出動!
ウェットスーツ姿、きまってます。
海底を清掃中。
海の中まで徹底的に掃除するのは、瀬戸内町ぐらいでは?
テレビ局の取材も来ていました。
ダイバーさん、ゴミを揚げて、代わりにカメラを渡されてます。
さすがに海中は、ダイバーさんにお願いしないと撮れませんもんね。
海底から、次々とゴミが揚がります。
海中のゴミは、ダイバーさんによって緑の網に集められ、海上に引き揚げられます。
海底には、陸とは違う種類の、たくさんのゴミが…
海のゴミの方が、いわゆる「燃やせないゴミ」が多数あるように感じました。
作戦、終了!
集められたゴミは、トラックいっぱいに!!
陸と海、合わせてトラック2台分のゴミが集まりました。
今回のコーラルクリーン作戦。
所要時間2時間程度で、これほどのゴミが集まるとは、正直、驚きました。
陸海ともに、ゴミのポイ捨て、少しずつ減っていくといいなぁと思います。
そして、「シマを綺麗に」という思いが、これからどんどん広がっていくことを願わずにはいられません。
参加した皆さん、お疲れ様でした。
2013.4.14 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月13日
サンガツサンチ ~今年は、カラスになりませんでした!~
4月12日は、旧暦の3月3日。
シマでは、この日を「サンガツサンチ」と呼び、海で遊ぶ日とされています。
この日に海に行かない人は、カラスやティコホ(リュウキュウコノハズク)になると言われていて、
老若男女を問わず多くの人が海へと向かいます。
というのも、ここ瀬戸内町では、この日ばかりは
小学校が休み(午後から)!!
大人も多くの人が仕事を休み、お昼からお弁当を持って海へと向かいます。
実は、隊長鼎は笠利町出身。
笠利町では、残念ながら学校は休みになりません。
サンガツサンチ自体は知っていましたが、家族総出で!という程でもなく。
これほど盛んな行事だとは、瀬戸内町に来てから知りました。
瀬戸内町に来てから10年。
サンガツサンチに海に行くのは、2回目!
今回は、家族でのサンガツサンチ、楽しみ半分、調査半分♪
午後から休みをもらって、準備万端、いざ出発!
古仁屋のお隣、清水集落に向かいます。

もうすでに、海には人影が!
どこから浜に行こうかと、ウロウロしていると、

「あげ!どこから来たわけね?おにぎりでも食べていきなさい!」
とすでにサンガツサンチの浜遊びをしているシマッチュに誘われました。
そして、カメカメ攻撃。
食べることが大好きなので、喜んでいただきました。
テーブルには、ごちそうがずらり。

集落の海で採ってきたという貝。
調理済みでスタンバイです。
他にも、この日ならではの食べ物が!

それは・・・
「フティモチ」
皆さん、サンガツサンチには必ず食べないといけません!
こちら、集落のご婦人による手作り品。
味はもちろん、最高でしたよ!
さて、食べてばかりでは、半分カラスなので、さっそく浜へ

すると、初節句らしき子を連れた母子を発見。

シマでは、生まれて初めて節句を迎える子を浜に連れ出して、
浜石を踏ませたり、海水に足をつけて無病息災を祈ります。
2年前、ちょうどこの場所に、娘を連れて来たことを思い出し、ついついシャッターを。
元気に育ってほしいです。
さあ、獲物を採りに行きましょう!

といっても、周りは強者ばかり。
すでに浜は掘り起こされた跡ばかり。
貝は残っているのだろうか・・・?心配で周囲を見渡していると、

カメラに近寄ってきた、子供たちが。
その手には・・・?

まるで、宝物のようにきれいな「ハマグリ」(イソハマグリ)!!
「僕が採ったっちょ!」
と、嬉しそうに見せてくれました。
そうこうしているうちに、いつの間にか、浜は人でいっぱいです。

そろそろ、潮時か?
帰ろうと思って引き返そうとした、その時!!

!!なんと!! 「玉縁口縁白磁」 !!
当たり前ですが、皆さん眼中にありません…

結構、良い遺物なんですよ!
考古学を専攻していた夫婦のみ大興奮!
二人で、「ローリングをあまり受けていないけど、陸から?海から?」
と話は盛り上がりましたが、ここでは省略。
さて、隊長家の成果が気になる皆さん。ちゃんと貝は採れましたよ!

数ではありません。採ってくることに意味があります…
シマッチュの皆さんからは、
「あげ!味噌汁に入れんば。」と教えていただきましたが、

隊長家ではバター炒めが定番です!
ハマグリのバター炒めに舌鼓を打っていると、ドアをノックする音が…
なんと、お隣さんからティラダ(マガキガイ)とカタンニャ(チョウセンサザエ)のおすそ分け。

それも、下処理済み!(なんと素晴らしい・・・)
とっても豪華な夕飯になり、感謝感謝です!
そして、
夕飯中に外からリュウキュウコノハズクの鳴き声が聞こえてきました。
きっと海に行かなかった方が変身したのかもしれませんね!
今回のサンガツサンチ、なんだかんだと色んな収穫がありました。
今年こそ、ついているかも!
2013.4.12 瀬戸内町 清水
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
シマでは、この日を「サンガツサンチ」と呼び、海で遊ぶ日とされています。
この日に海に行かない人は、カラスやティコホ(リュウキュウコノハズク)になると言われていて、
老若男女を問わず多くの人が海へと向かいます。
というのも、ここ瀬戸内町では、この日ばかりは
小学校が休み(午後から)!!
大人も多くの人が仕事を休み、お昼からお弁当を持って海へと向かいます。
実は、隊長鼎は笠利町出身。
笠利町では、残念ながら学校は休みになりません。
サンガツサンチ自体は知っていましたが、家族総出で!という程でもなく。
これほど盛んな行事だとは、瀬戸内町に来てから知りました。
瀬戸内町に来てから10年。
サンガツサンチに海に行くのは、2回目!
今回は、家族でのサンガツサンチ、楽しみ半分、調査半分♪
午後から休みをもらって、準備万端、いざ出発!
古仁屋のお隣、清水集落に向かいます。
もうすでに、海には人影が!
どこから浜に行こうかと、ウロウロしていると、

「あげ!どこから来たわけね?おにぎりでも食べていきなさい!」
とすでにサンガツサンチの浜遊びをしているシマッチュに誘われました。
そして、カメカメ攻撃。
食べることが大好きなので、喜んでいただきました。
テーブルには、ごちそうがずらり。
集落の海で採ってきたという貝。
調理済みでスタンバイです。
他にも、この日ならではの食べ物が!
それは・・・
「フティモチ」
皆さん、サンガツサンチには必ず食べないといけません!
こちら、集落のご婦人による手作り品。
味はもちろん、最高でしたよ!
さて、食べてばかりでは、半分カラスなので、さっそく浜へ
すると、初節句らしき子を連れた母子を発見。
シマでは、生まれて初めて節句を迎える子を浜に連れ出して、
浜石を踏ませたり、海水に足をつけて無病息災を祈ります。
2年前、ちょうどこの場所に、娘を連れて来たことを思い出し、ついついシャッターを。
元気に育ってほしいです。
さあ、獲物を採りに行きましょう!
といっても、周りは強者ばかり。
すでに浜は掘り起こされた跡ばかり。
貝は残っているのだろうか・・・?心配で周囲を見渡していると、
カメラに近寄ってきた、子供たちが。
その手には・・・?
まるで、宝物のようにきれいな「ハマグリ」(イソハマグリ)!!
「僕が採ったっちょ!」
と、嬉しそうに見せてくれました。
そうこうしているうちに、いつの間にか、浜は人でいっぱいです。
そろそろ、潮時か?
帰ろうと思って引き返そうとした、その時!!
!!なんと!! 「玉縁口縁白磁」 !!
当たり前ですが、皆さん眼中にありません…
結構、良い遺物なんですよ!
考古学を専攻していた夫婦のみ大興奮!
二人で、「ローリングをあまり受けていないけど、陸から?海から?」
と話は盛り上がりましたが、ここでは省略。
さて、隊長家の成果が気になる皆さん。ちゃんと貝は採れましたよ!
数ではありません。採ってくることに意味があります…
シマッチュの皆さんからは、
「あげ!味噌汁に入れんば。」と教えていただきましたが、
隊長家ではバター炒めが定番です!
ハマグリのバター炒めに舌鼓を打っていると、ドアをノックする音が…
なんと、お隣さんからティラダ(マガキガイ)とカタンニャ(チョウセンサザエ)のおすそ分け。
それも、下処理済み!(なんと素晴らしい・・・)
とっても豪華な夕飯になり、感謝感謝です!
そして、
夕飯中に外からリュウキュウコノハズクの鳴き声が聞こえてきました。
きっと海に行かなかった方が変身したのかもしれませんね!
今回のサンガツサンチ、なんだかんだと色んな収穫がありました。
今年こそ、ついているかも!
2013.4.12 瀬戸内町 清水
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月12日
お知らせ
平成24年5月30日から開始しました
「あまみ ヒギャジマン プロジェクト」ですが、
お陰様をもちまして、もうすぐ一周年を迎えます。
4月1日の記事に掲載いたしましたが、
当ブログは文化庁の補助金により運営してまいりました。
そのため、
年度更新の手続きやブログの制作体制などの都合で、
更新や返信などが行き届かないことがあるかと思います。
どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。
なお、現在ブログの容量が限界にきております。
残念ですが、前年度に掲載した「お知らせ」については、削除させていただきたいと思います。
今年度も、瀬戸内町の文化遺産となる、「宝」や「自慢」を発信していこうと思いますので、
当ブログをご覧の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長 鼎丈太郎
「あまみ ヒギャジマン プロジェクト」ですが、
お陰様をもちまして、もうすぐ一周年を迎えます。
4月1日の記事に掲載いたしましたが、
当ブログは文化庁の補助金により運営してまいりました。
そのため、
年度更新の手続きやブログの制作体制などの都合で、
更新や返信などが行き届かないことがあるかと思います。
どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。
なお、現在ブログの容量が限界にきております。
残念ですが、前年度に掲載した「お知らせ」については、削除させていただきたいと思います。
今年度も、瀬戸内町の文化遺産となる、「宝」や「自慢」を発信していこうと思いますので、
当ブログをご覧の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長 鼎丈太郎
2013年04月01日
平成24年度活動終了のお知らせ
みなさん、こんにちは。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会です。
4月1日、
新年度でさまざまなスタートを迎えているかたも多いかと思います。
本ブログ「あまみヒギャジマンプロジェクト」は、
文化庁の「平成24年度 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」
によって運営してまいりました。
そのため
3月31日をもちまして、
平成24年度の活動は終了いたしました。
4月1日(平成25年度)以降は、
また新たな形をとり
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会のメンバーで更新していく予定です。
しばらくは、更新回数が少なくなりますが、
今後も瀬戸内町の文化遺産”ヒギャジマン”を探して発信していきますので、
ときよりお立ち寄りください。
平成24年5月末からはじまったこのブログ、
約一年間ご愛顧いただき、まことにありがとうございました。
今後とも、
ブログ「あまみヒギャジマンプロジェクト」をよろしくお願いいたします。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会 一同

瀬戸内町文化遺産活用実行委員会です。
4月1日、
新年度でさまざまなスタートを迎えているかたも多いかと思います。
本ブログ「あまみヒギャジマンプロジェクト」は、
文化庁の「平成24年度 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」
によって運営してまいりました。
そのため
3月31日をもちまして、
平成24年度の活動は終了いたしました。
4月1日(平成25年度)以降は、
また新たな形をとり
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会のメンバーで更新していく予定です。
しばらくは、更新回数が少なくなりますが、
今後も瀬戸内町の文化遺産”ヒギャジマン”を探して発信していきますので、
ときよりお立ち寄りください。
平成24年5月末からはじまったこのブログ、
約一年間ご愛顧いただき、まことにありがとうございました。
今後とも、
ブログ「あまみヒギャジマンプロジェクト」をよろしくお願いいたします。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会 一同