2013年05月21日
サネン の サマリ の さわり
梅雨に咲く花の代表格「ゲットウ(月桃)」のサマリ(要点)
梅雨時期の花として、紹介しました「ゲットウ=サネン」の仲間を、
もう一度 ちょっこと詳しくご紹介。
「ゲットウ」
方言名:サネン、サニン、サニ、サヌイン、サンニン、マームチハサー、ムチガシャなど

多年性常緑草本で、茎が直立して、高さは1.5~3mになります。
佐多岬を北限とする、南方系の植物です。

葉は、長さ40~70cm、幅10cm前後で、先端がとがった楕円状をしています。
両面ともになめらかで、縁(ふち)には白色の細い毛があります。
光沢があり、厚みのある葉には特有の香気があるので、餅やおにぎりの包装に使われました。
殺菌効果もあり、香りだけでない実用的な面もあります。

5~6月、茎の先端から紡錘状の変形葉が出て、押し出されるように30~40個のつぼみが現れます。

つぼみは、白色で先端が紅ぼかし。まるで瀬戸物(せともの)のような光沢です。
以前は、少女達がほおずきの代用品として、このつぼみを噛んでいたことも。
※ほおずき(鬼灯)の中身を取って、口の中に入れて噛む遊び。
子供が口にして鳴らす頬の様子から、「頬突き」 と名付けられたとも言われています

花の大きさは約5cm。
おしべが変形して、ほら貝のような形になっています。
外面は、黄色で中は燃えるような赤色です。

実は、つぼみの中には2つの花があり、1つは咲かない(写真、真ん中)で終わるらしいです。

園芸変種に、フイリゲットウ(斑入り月桃)があります。
葉がまだら模様(斑入り)なので、花がなくても観賞用として楽しめます。
「クマタケラン」
方言名:サネン、サヌイン、シャネン、オンサネン、ホンサネン、カサ、カシャ、ムチガサ、ムチガシャ、ムチサネンなど

多年性常緑草本で、茎が直立して、高さは1~2.5mほど。ゲットウより少し低いです。

葉は、先端がとがった楕円状をしています。
長さ50~70cm、幅8~15cm前後で、ゲットウより葉が広く軟らかいのが特徴です。
方言名からもわかるように、餅や団子を包むのに使われていて、
シマでは、クマタケランの方がゲットウよりも、よく利用されます(サンガツサンチのフティムチはこちら)
以前は、茎をたたいて縄を作ったり、もっこ(運搬道具)の材料にも使われていたそうです。

花のつき方は、ゲットウのように垂れ下がらずに、上に伸びていきます。

花は、小ぶりで約3.5cm。色合いは、ゲットウよりも淡いです。

こちらも、つぼみの中に2つの花がありました。1つは、咲いていません。
山の中で見かける、よく似た植物は、「アオノクマタケラン」といいます。
クマタケランに似ていますが、かなり小型で高さは約1~1.5mです。
方言名は、クスザネン…
利用されることがないので、ありがたくない名前が付いたようです。
アオノクマタケランとゲットウを掛け合わせて作られたのが、
クマタケランだとも言われています。
シマの生活に深く密着してきた、ゲットウとクマタケラン。
長年、島の植物を調べてこられた、大野隼夫先生は、著書にこう書き記されています。
特にゲットウとクマタケランについてはその効用を活かすべきであろう
特産の餅や菓子の包装、料理の盛り付けや仕切りなど、
郷土の個性を活かすという面から昔の人々の生活の知恵を、
もう一度見直すべきではないだろうか。
近年、食べ物の包装としてだけでなく、化粧品などにも利用されているゲットウ
雨を受けて艶を増す、ゲットウの花を眺めながら、
昔の人の知恵を、もう一度、見直してみるのもいいですね。
< 参考文献 >
・『 琉球弧・野山の花 from AMAMI 』 片野田逸朗著 大野照好監修
・『 奄美の四季と植物考 』 大野隼夫著
・『 奄美群島植物方言集 』 大野隼夫著
2013.5.29 瀬戸内町
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
梅雨時期の花として、紹介しました「ゲットウ=サネン」の仲間を、
もう一度 ちょっこと詳しくご紹介。
「ゲットウ」
方言名:サネン、サニン、サニ、サヌイン、サンニン、マームチハサー、ムチガシャなど

多年性常緑草本で、茎が直立して、高さは1.5~3mになります。
佐多岬を北限とする、南方系の植物です。
葉は、長さ40~70cm、幅10cm前後で、先端がとがった楕円状をしています。
両面ともになめらかで、縁(ふち)には白色の細い毛があります。
光沢があり、厚みのある葉には特有の香気があるので、餅やおにぎりの包装に使われました。
殺菌効果もあり、香りだけでない実用的な面もあります。

5~6月、茎の先端から紡錘状の変形葉が出て、押し出されるように30~40個のつぼみが現れます。
つぼみは、白色で先端が紅ぼかし。まるで瀬戸物(せともの)のような光沢です。
以前は、少女達がほおずきの代用品として、このつぼみを噛んでいたことも。
※ほおずき(鬼灯)の中身を取って、口の中に入れて噛む遊び。
子供が口にして鳴らす頬の様子から、「頬突き」 と名付けられたとも言われています
花の大きさは約5cm。
おしべが変形して、ほら貝のような形になっています。
外面は、黄色で中は燃えるような赤色です。
実は、つぼみの中には2つの花があり、1つは咲かない(写真、真ん中)で終わるらしいです。
園芸変種に、フイリゲットウ(斑入り月桃)があります。
葉がまだら模様(斑入り)なので、花がなくても観賞用として楽しめます。
「クマタケラン」
方言名:サネン、サヌイン、シャネン、オンサネン、ホンサネン、カサ、カシャ、ムチガサ、ムチガシャ、ムチサネンなど

多年性常緑草本で、茎が直立して、高さは1~2.5mほど。ゲットウより少し低いです。
葉は、先端がとがった楕円状をしています。
長さ50~70cm、幅8~15cm前後で、ゲットウより葉が広く軟らかいのが特徴です。
方言名からもわかるように、餅や団子を包むのに使われていて、
シマでは、クマタケランの方がゲットウよりも、よく利用されます(サンガツサンチのフティムチはこちら)
以前は、茎をたたいて縄を作ったり、もっこ(運搬道具)の材料にも使われていたそうです。

花のつき方は、ゲットウのように垂れ下がらずに、上に伸びていきます。
花は、小ぶりで約3.5cm。色合いは、ゲットウよりも淡いです。
こちらも、つぼみの中に2つの花がありました。1つは、咲いていません。
山の中で見かける、よく似た植物は、「アオノクマタケラン」といいます。
クマタケランに似ていますが、かなり小型で高さは約1~1.5mです。
方言名は、クスザネン…
利用されることがないので、ありがたくない名前が付いたようです。
アオノクマタケランとゲットウを掛け合わせて作られたのが、
クマタケランだとも言われています。
シマの生活に深く密着してきた、ゲットウとクマタケラン。
長年、島の植物を調べてこられた、大野隼夫先生は、著書にこう書き記されています。
特にゲットウとクマタケランについてはその効用を活かすべきであろう
特産の餅や菓子の包装、料理の盛り付けや仕切りなど、
郷土の個性を活かすという面から昔の人々の生活の知恵を、
もう一度見直すべきではないだろうか。
近年、食べ物の包装としてだけでなく、化粧品などにも利用されているゲットウ
雨を受けて艶を増す、ゲットウの花を眺めながら、
昔の人の知恵を、もう一度、見直してみるのもいいですね。
< 参考文献 >
・『 琉球弧・野山の花 from AMAMI 』 片野田逸朗著 大野照好監修
・『 奄美の四季と植物考 』 大野隼夫著
・『 奄美群島植物方言集 』 大野隼夫著
2013.5.29 瀬戸内町
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年05月18日
奄美の梅雨には 白が似合う
今週、奄美地方が梅雨入りしました
鹿児島地方気象台によると、5月15日(水)に奄美地方が梅雨入り。平年より4日、昨年より2日遅いとのこと。
平年の梅雨明けは6月29日頃。
あと、1ヶ月は、雨模様が続くのかな?
人間にとってはちょっと憂鬱な雨も、植物にとっては恵みの雨。
潤いに満ちて、生き生きとしています!!
今回は、シマの梅雨時期の花たちをご紹介!
ゲットウ

梅雨時期の代表的な花「ゲットウ」
シマでは「サネン」の呼び名で親しまれています。
フチモチを包むなど、シマの生活に欠かせない植物です。
クマタケラン

ゲットウに似ていますが、こちらは花が上に伸びます。
こちらも、フチモチを包みます。
「ムチガシャ」とも呼ばれ、サネンよりこちらの方が良いとも言われます。
ゲットウとクマタケランの違いは、花の咲くこの季節が一番分かりやすいかも!
イジュ

こちらも、昔からシマの生活に欠かせない大切な木。
白アリに強いことから、高倉の柱など建築材に使われました。
また、樹皮は魚を獲る(魚毒)のに使われました。
オオバナチョウセンアサガオ

シマでは園芸名の「ダチュラ」と呼ばれることが多いです。
田中一村も描いていますね。
チョウセンアサガオ属は、「曼陀羅華」と呼ばれ、鎮静麻酔薬として使われていたことも。
小説『姑獲鳥の夏』では、媚薬の原料として登場しています。
クチナシ

果実は、食品の黄色色素に使われました。
果実が熟しても口を開かないことから、「口無し」と名付けられたとか。
コンロンカ

中国の崑崙山に降り積もる雪のようだ、と言うことで付けられた名前。
昔の人の名付けのセンスは、抜群ですね。
シマでは「ワラベナカシャ(童泣かしゃ)」と呼ばれています。
このツルを使って山で薪を縛ろうとしても、すぐ切れてしまうことからついた名前とか。
こちらは、センスも教訓も素晴らしい!!
白く見えるのは萼片(がくへん)で、黄色い星のような部分が花です。
隊長鼎は、これらの白い花を見かけるようになると、もうすぐ梅雨だなぁと思います。
山々にひっそりと白い花咲く、梅雨。
時折、足を止めて、梅雨時期に咲く花を愛でたり、雨を眺めてゆったりと過ごすのもいいですね。
< 参考文献 >
・『 琉球弧・野山の花 from AMAMI 』 片野田逸朗著 大野照好監修
2013.5.17 瀬戸内町
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内

鹿児島地方気象台によると、5月15日(水)に奄美地方が梅雨入り。平年より4日、昨年より2日遅いとのこと。
平年の梅雨明けは6月29日頃。
あと、1ヶ月は、雨模様が続くのかな?
人間にとってはちょっと憂鬱な雨も、植物にとっては恵みの雨。
潤いに満ちて、生き生きとしています!!
今回は、シマの梅雨時期の花たちをご紹介!
ゲットウ

梅雨時期の代表的な花「ゲットウ」
シマでは「サネン」の呼び名で親しまれています。
フチモチを包むなど、シマの生活に欠かせない植物です。
クマタケラン

ゲットウに似ていますが、こちらは花が上に伸びます。
こちらも、フチモチを包みます。
「ムチガシャ」とも呼ばれ、サネンよりこちらの方が良いとも言われます。
ゲットウとクマタケランの違いは、花の咲くこの季節が一番分かりやすいかも!
イジュ
こちらも、昔からシマの生活に欠かせない大切な木。
白アリに強いことから、高倉の柱など建築材に使われました。
また、樹皮は魚を獲る(魚毒)のに使われました。
オオバナチョウセンアサガオ
シマでは園芸名の「ダチュラ」と呼ばれることが多いです。
田中一村も描いていますね。
チョウセンアサガオ属は、「曼陀羅華」と呼ばれ、鎮静麻酔薬として使われていたことも。
小説『姑獲鳥の夏』では、媚薬の原料として登場しています。
クチナシ
果実は、食品の黄色色素に使われました。
果実が熟しても口を開かないことから、「口無し」と名付けられたとか。
コンロンカ
中国の崑崙山に降り積もる雪のようだ、と言うことで付けられた名前。
昔の人の名付けのセンスは、抜群ですね。
シマでは「ワラベナカシャ(童泣かしゃ)」と呼ばれています。
このツルを使って山で薪を縛ろうとしても、すぐ切れてしまうことからついた名前とか。
こちらは、センスも教訓も素晴らしい!!
白く見えるのは萼片(がくへん)で、黄色い星のような部分が花です。
隊長鼎は、これらの白い花を見かけるようになると、もうすぐ梅雨だなぁと思います。
山々にひっそりと白い花咲く、梅雨。
時折、足を止めて、梅雨時期に咲く花を愛でたり、雨を眺めてゆったりと過ごすのもいいですね。
< 参考文献 >
・『 琉球弧・野山の花 from AMAMI 』 片野田逸朗著 大野照好監修
2013.5.17 瀬戸内町
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年05月11日
しーまの応援団 奄美新聞記者が選ぶ ブログベスト10 第3位!!
しーまの応援団
奄美新聞記者が選ぶブログベスト10
5月の第3位に「あまみ ヒギャジマン プロジェクト」の
「油井の稲作 田植え編」
が選ばれました!


5月10日(金)の「奄美新聞」紙上で発表されています!
記者の方より
瀬戸内町油井集落で児童や地域住民が一緒になって参加した田植えです。
昔は春の風物詩として奄美各地で見られましたが、
現在は機械化が進み手作業での光景はみかけなくなりました。
子ども達は親から植え方を教わり、泥んこになりながら一生懸命に作業しています。
みんなで植えた苗がこうべを垂れ、たわわに実る秋が楽しみですね。
とのコメントをいただきました。
ありがとうございます!
また、取材にご協力いただいた油井集落のみなさん、
油井小中学校のみなさん、子ども会のみなさん、
本当にありがとうございました。
ブログを始めてから、約1年。S.B.I メンバーも隊長鼎だけになり、力不足の状態ですが、
今回の栄誉を励みに、
これからも瀬戸内町のさまざまなヒギャジマンを発掘したいと思っています。
ブログをご覧の皆さん!!
シマの「こんなところが好き」
「ここが自慢です」という、
あなたのシマ自慢を教えてください!
ヒギャジマンプロジェクトでは、
皆さんのシマ自慢をこれからもどんどん発信していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2012.05.11
瀬戸内町
S.B.I(瀬戸内町文化遺産活用実行委員会) 隊長鼎
奄美新聞記者が選ぶブログベスト10
5月の第3位に「あまみ ヒギャジマン プロジェクト」の
「油井の稲作 田植え編」
が選ばれました!


5月10日(金)の「奄美新聞」紙上で発表されています!
記者の方より
瀬戸内町油井集落で児童や地域住民が一緒になって参加した田植えです。
昔は春の風物詩として奄美各地で見られましたが、
現在は機械化が進み手作業での光景はみかけなくなりました。
子ども達は親から植え方を教わり、泥んこになりながら一生懸命に作業しています。
みんなで植えた苗がこうべを垂れ、たわわに実る秋が楽しみですね。
とのコメントをいただきました。
ありがとうございます!
また、取材にご協力いただいた油井集落のみなさん、
油井小中学校のみなさん、子ども会のみなさん、
本当にありがとうございました。
ブログを始めてから、約1年。S.B.I メンバーも隊長鼎だけになり、力不足の状態ですが、
今回の栄誉を励みに、
これからも瀬戸内町のさまざまなヒギャジマンを発掘したいと思っています。
ブログをご覧の皆さん!!
シマの「こんなところが好き」
「ここが自慢です」という、
あなたのシマ自慢を教えてください!
ヒギャジマンプロジェクトでは、
皆さんのシマ自慢をこれからもどんどん発信していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2012.05.11
瀬戸内町
S.B.I(瀬戸内町文化遺産活用実行委員会) 隊長鼎
2013年05月08日
『2013 奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会』の申込みは、5月15日(水)まで!!
今年も、シーカヤック大会の季節がやってきました!
(去年の様子は写真 ↑ をクリック!)
『2013 奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会』の申込みが5月15日(水)までとなっています!
今年の申込み方法は、大会公式ホームページからの申込みとなります。
↓ ↓
http://www.e-marathon.jp/sk_kakeroma/entry.php
色々システムも変わっている模様。ご確認を!
※今年の募集艇数→280艇(フル180艇・ハーフ80艇・駅伝20艇)
先着順らしいので、参加される方は、お早めにお申し込みください!
詳細は、大会公式ホームページをご覧くださいね!!
<各種お問い合わせ先>
↓↓↓
http://www.e-sports.jp/sk_kakeroma/index.php?menuindex=15
≪大会に関するお問い合わせ先≫
~~~~Sea on the World~~~~~Sea on the World~~~~~
熱き戦い....それ以上のドラマがある
〒894-1592 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋船津23番地
瀬戸内町役場 まちづくり観光課 『奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻島大会事務局』
TEL: 0997-72-1115 FAX: 0997-72-1120
MAIL: seakayak@amami-setouchi.org
URL: http://www.amami-setouchi.org
大会公式HP: http://www.e-sports.jp/sk_kakeroma/
~~~~Sea on the World~~~~~Sea on the World~~~~~
お知らせ S.B.I 隊長鼎
2013年05月06日
子ども読書フェスタ 古仁屋中学校吹奏楽部演奏、カルタ大会編
先週4月27日(土)に 「こども読書フェスタ」が瀬戸内町立図書館・郷土館で開催されました。
今回は、後編!
午後の部の様子を、ご紹介!!
昼の一番手は、古仁屋中学校の吹奏楽部の生徒さんたち!

こども読書フェスタにあわせて、子どもたちに馴染みの曲を演奏してくれました♪
瀬戸内町立図書館・郷土館の屋外ステージでの演奏♪

お隣の、奄美の園の皆さんも聴いてますね♪
図書館へ向かう人も、足をとめて演奏に聴き入っています。

席は、あいてますよ。中へどうぞ!
古仁屋中学校吹奏楽部の皆さんは、去年も「こども読書フェスタ」で演奏していただきました。
音楽に触れる機会をつくっていただき、ありがとうございました!
さぁ!お次は、カルタ大会の始まりです。

まずは、「なぞなぞカルタ!」
詠まれるなぞなぞを解いて、絵札を探します。
おてつき続出!

続いて、メインイベント!「瀬戸内の郷土かるた」での競技開始です。

ダイナミックに跳びます!跳びます!
接戦が続きます。女の子も負けていません。

いや、今から跳んでも間に合わないよ…

「手は、後ろでしょ!」みんなに注意されてます。

(↑写真をクリックすると、動画が見れます)
男の子は、元気が有り余って、激しく跳びます。
でも、手札は冷静な女の子が次々取っていきます。
で、結局、優勝は女の子でした!
男の子、もっと冷静に!そして、マナーを守ろうね!!
「瀬戸内の郷土かるた」など、図書館でのカルタ大会は初めての開催でした。
カルタ大会を通して、子どもたちが郷土の良さを再認識するきっかけになればと思います。
そして、この日は「移動図書館の探検」もありました。

移動図書館車は、加計呂麻島などを巡回して、本を届けてまわっています。
意外と古仁屋の方は利用する機会がないのでは?ということで、お披露目です!
子どもたちは、運転席に乗せてもらえて楽しそうでした!
毎年、こども読書週間にあわせて開催される「こども読書フェスタ」
瀬戸内町立図書館・郷土館では、利用者さんに楽しんでもらえるよう、毎年趣向を凝らして実施しているとのこと。
ぜひ、お近くにお越しの際は、瀬戸内町の図書館・郷土館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
2013.4.27 瀬戸内町 古仁屋(瀬戸内町立図書館・郷土館)
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
今回は、後編!
午後の部の様子を、ご紹介!!
昼の一番手は、古仁屋中学校の吹奏楽部の生徒さんたち!
こども読書フェスタにあわせて、子どもたちに馴染みの曲を演奏してくれました♪
瀬戸内町立図書館・郷土館の屋外ステージでの演奏♪
お隣の、奄美の園の皆さんも聴いてますね♪
図書館へ向かう人も、足をとめて演奏に聴き入っています。
席は、あいてますよ。中へどうぞ!
古仁屋中学校吹奏楽部の皆さんは、去年も「こども読書フェスタ」で演奏していただきました。
音楽に触れる機会をつくっていただき、ありがとうございました!
さぁ!お次は、カルタ大会の始まりです。
まずは、「なぞなぞカルタ!」
詠まれるなぞなぞを解いて、絵札を探します。
おてつき続出!
続いて、メインイベント!「瀬戸内の郷土かるた」での競技開始です。
ダイナミックに跳びます!跳びます!
接戦が続きます。女の子も負けていません。
いや、今から跳んでも間に合わないよ…
「手は、後ろでしょ!」みんなに注意されてます。
(↑写真をクリックすると、動画が見れます)
男の子は、元気が有り余って、激しく跳びます。
でも、手札は冷静な女の子が次々取っていきます。
で、結局、優勝は女の子でした!
男の子、もっと冷静に!そして、マナーを守ろうね!!
「瀬戸内の郷土かるた」など、図書館でのカルタ大会は初めての開催でした。
カルタ大会を通して、子どもたちが郷土の良さを再認識するきっかけになればと思います。
そして、この日は「移動図書館の探検」もありました。
移動図書館車は、加計呂麻島などを巡回して、本を届けてまわっています。
意外と古仁屋の方は利用する機会がないのでは?ということで、お披露目です!
子どもたちは、運転席に乗せてもらえて楽しそうでした!
毎年、こども読書週間にあわせて開催される「こども読書フェスタ」
瀬戸内町立図書館・郷土館では、利用者さんに楽しんでもらえるよう、毎年趣向を凝らして実施しているとのこと。
ぜひ、お近くにお越しの際は、瀬戸内町の図書館・郷土館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
2013.4.27 瀬戸内町 古仁屋(瀬戸内町立図書館・郷土館)
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年05月05日
こども読書フェスタ 読み聞かせ編
先週4月27日(土)に 「こども読書フェスタ」が瀬戸内町立図書館・郷土館で開催されました。
当日の様子を、少しご紹介!!
まずは、午前の部!
新館長の開会あいさつ。

昨年のシーカヤック大会、司会も担当。滑らかに話す姿はさすがです。
実は、お話し会のトップバッターは、隊長鼎なんですが、カメラ係なので、自分の写真無し…
二番手は、瀬戸内町立図書館・郷土館で、毎月「お話し会」をしてくださっている、「プラネット」の泉さん。

紙芝居の読み聞かせは「はなさかじいさん」
やさしい声で、お話しに引き込まれていきます。
続いて、図書館の藤田さん。

「ねこのたいそう」を振りつきで楽しく読み聞かせ!
皆さんも楽しそうに真似していますね。

みなさん、真剣に聞き入っています。
博士も、お話し会。

「植木鉢から目(芽)が!」「歯(葉)が!」
面白いお話では、会場から笑い声も・・・
つづいて、「プラネット」の田原さん。

エプロンシアターは「桃太郎」
エプロンの中から、桃太郎や3匹の家来、赤鬼・青鬼が出たり入ったり
唄も踊りも楽しいです♪

小さな子どもたちもお行儀よく、お話を聞いています
今年の古仁屋青年団コンビ、一生懸命「鳥の王様」やってます。

パネルシアターではたくさんの鳥が登場!
鳥の王様は、「ルリカケス」か「オオトラツグミ」か「ガラス」か!
館長も読み聞かせ

読み聞かせの「間」が子供たち(大人も)の「つぼ」に入ったようで、ここでも楽しそうな笑い声が!
さすがです!(本人は、かなり緊張したそうですが、楽しかったです)
司書の泰さん、手品を披露!

ハサミで切っても、輪が切れない「メビウスの輪」

ペットボトルを使った手品は、子供たちも参加していました。
「何で~?」「どうなってるの~?」
とっても楽しそう!
こども読書フェスタまだまだ、他にも「あなたの大切な一冊を~」

ずっと大事にしたい本はありませんか?
1人1冊だけ図書館の本のようにフィルムコートしてくれますよ。

この日はたくさんの方が図書館を訪れていました。
古くなった雑誌や本をリサイクル「ブックリサイクル!」

新しい家でも、大事に読んでもらってね!
こども読書フェスタ!まだまだ折り返し地点!次回は、郷土カルタ大会!
お楽しみに~♪
2013.4.27 瀬戸内町 古仁屋(瀬戸内町立図書館・郷土館)
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
当日の様子を、少しご紹介!!
まずは、午前の部!
新館長の開会あいさつ。
昨年のシーカヤック大会、司会も担当。滑らかに話す姿はさすがです。
実は、お話し会のトップバッターは、隊長鼎なんですが、カメラ係なので、自分の写真無し…

二番手は、瀬戸内町立図書館・郷土館で、毎月「お話し会」をしてくださっている、「プラネット」の泉さん。
紙芝居の読み聞かせは「はなさかじいさん」
やさしい声で、お話しに引き込まれていきます。
続いて、図書館の藤田さん。
「ねこのたいそう」を振りつきで楽しく読み聞かせ!
皆さんも楽しそうに真似していますね。
みなさん、真剣に聞き入っています。
博士も、お話し会。
「植木鉢から目(芽)が!」「歯(葉)が!」
面白いお話では、会場から笑い声も・・・
つづいて、「プラネット」の田原さん。
エプロンシアターは「桃太郎」
エプロンの中から、桃太郎や3匹の家来、赤鬼・青鬼が出たり入ったり
唄も踊りも楽しいです♪
小さな子どもたちもお行儀よく、お話を聞いています

今年の古仁屋青年団コンビ、一生懸命「鳥の王様」やってます。
パネルシアターではたくさんの鳥が登場!
鳥の王様は、「ルリカケス」か「オオトラツグミ」か「ガラス」か!
館長も読み聞かせ
読み聞かせの「間」が子供たち(大人も)の「つぼ」に入ったようで、ここでも楽しそうな笑い声が!
さすがです!(本人は、かなり緊張したそうですが、楽しかったです)
司書の泰さん、手品を披露!
ハサミで切っても、輪が切れない「メビウスの輪」
ペットボトルを使った手品は、子供たちも参加していました。
「何で~?」「どうなってるの~?」
とっても楽しそう!
こども読書フェスタまだまだ、他にも「あなたの大切な一冊を~」
ずっと大事にしたい本はありませんか?
1人1冊だけ図書館の本のようにフィルムコートしてくれますよ。
この日はたくさんの方が図書館を訪れていました。
古くなった雑誌や本をリサイクル「ブックリサイクル!」
新しい家でも、大事に読んでもらってね!
こども読書フェスタ!まだまだ折り返し地点!次回は、郷土カルタ大会!
お楽しみに~♪
2013.4.27 瀬戸内町 古仁屋(瀬戸内町立図書館・郷土館)
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年05月04日
オオトラツグミ一斉調査
2013年4月23日に、NPO法人「奄美野鳥の会」が、自然環境功労者環境大臣表彰を受賞されました。
特定非営利活動(NPO)法人 「奄美野鳥の会」は、奄美の野鳥や自然環境の調査研究や普及啓発活動を行っている団体です。
月一の探鳥会などを通し、奄美の自然や動植物を身近に感じ、学ぶことができる活動を行っています。
瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会も、昨年度の夢探検隊でお世話になりました。
その活動のひとつに「オオトラツグミの一斉調査」があります。
オオトラツグミの調査は、毎年3~4月に実施されています。
今年で20周年、成人式に栄えある賞を受賞です!おめでたい!
隊長鼎も、瀬戸内班(油井岳)で、毎年調査に参加しています!
瀬戸内での調査は、今年で7回目を迎えました。
今回の瀬戸内班の調査をちょっとご紹介!

調査は、朝5:00頃から開始。真っ暗な中調査してます。
瀬戸内班は、まだまだ調査員不足。経験者は、たいてい1人で調査です。ケンムンが出そう
さえずり調査が終わると、記録用紙をまとめます。

今年は、記念のバックをもらいました!!
あと、おにぎり!もいただきました

一斉調査、瀬戸内班は油井岳でまとめています。

その最中、朝日が阿木名集落側から昇ります。
とても綺麗です。
また、補足調査として、清水・嘉鉄・伊須・阿木名方面でも調査が行われています(別日)。

あったかいコーヒーで一息。
3月末、朝は、まだまだ寒いのです。
勝浦・節子・嘉徳方面での調査風景(こちらは4月の補足調査)。

調査データをまとめる時は、朝日が昇る時間帯です。
この日は小雨でしたが、綺麗な風景を望めることができます。
オオトラツグミの調査は、毎年、年度末から年度始にかけての早朝に実施されます。
忙しい時期ですが、オオトラツグミのさえずりを聞き、そして迎える早朝の奄美はとても素敵ですよ!
ぜひ、来年はあなたも参加してみませんか?
2013.3-4 瀬戸内町 油井 清水 嘉鉄 伊須 阿木名 勝浦 節子 嘉徳
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
特定非営利活動(NPO)法人 「奄美野鳥の会」は、奄美の野鳥や自然環境の調査研究や普及啓発活動を行っている団体です。
月一の探鳥会などを通し、奄美の自然や動植物を身近に感じ、学ぶことができる活動を行っています。
瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会も、昨年度の夢探検隊でお世話になりました。
その活動のひとつに「オオトラツグミの一斉調査」があります。
オオトラツグミの調査は、毎年3~4月に実施されています。
今年で20周年、成人式に栄えある賞を受賞です!おめでたい!
隊長鼎も、瀬戸内班(油井岳)で、毎年調査に参加しています!
瀬戸内での調査は、今年で7回目を迎えました。
今回の瀬戸内班の調査をちょっとご紹介!
調査は、朝5:00頃から開始。真っ暗な中調査してます。
瀬戸内班は、まだまだ調査員不足。経験者は、たいてい1人で調査です。ケンムンが出そう

さえずり調査が終わると、記録用紙をまとめます。
今年は、記念のバックをもらいました!!
あと、おにぎり!もいただきました


一斉調査、瀬戸内班は油井岳でまとめています。
その最中、朝日が阿木名集落側から昇ります。
とても綺麗です。
また、補足調査として、清水・嘉鉄・伊須・阿木名方面でも調査が行われています(別日)。
あったかいコーヒーで一息。
3月末、朝は、まだまだ寒いのです。
勝浦・節子・嘉徳方面での調査風景(こちらは4月の補足調査)。
調査データをまとめる時は、朝日が昇る時間帯です。
この日は小雨でしたが、綺麗な風景を望めることができます。
オオトラツグミの調査は、毎年、年度末から年度始にかけての早朝に実施されます。
忙しい時期ですが、オオトラツグミのさえずりを聞き、そして迎える早朝の奄美はとても素敵ですよ!
ぜひ、来年はあなたも参加してみませんか?
2013.3-4 瀬戸内町 油井 清水 嘉鉄 伊須 阿木名 勝浦 節子 嘉徳
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
2013年04月29日
油井の稲作 田植え編
2月26日(火)に、油井集落の田んぼで「種もみまき」がありましたが、
4月21日(日)に田植えが行われました。。
今回の田植えには、
「油井集落・子ども会」、「油井小中学校」の児童、学校職員、PTA、そして集落の方々が参加されていました。

まずは、内田区長のあいさつです。

初めに、水田に植えられていた苗をみんなで採ります。

「自分で採れたよ~」と、嬉しそうに報告。

みんなが苗を採っている間、内田区長は苗を縛る藁を準備中です。
このように藁で苗を縛ります。(動画は写真をクリック↑)

「くくれたよ!」
お!何とか縛ることができましたね(藁を使って縛るのは、なかなか難しいんですよ)。

あぶし(=畦)に、苗がずらりと並びました。
苗を採り終えたら、次は水田の準備です。

昔は牛が行っていた作業。
今はトラクターにバトンタッチです。

田の均し(ならし)は、やっぱり人力でなくては!ですね。
さぁ、田植えの準備が整いました。

田植え開始!
でも、「どうやって植えるの~?」

「ここに植えらんば~」
親から子へ、田植えを教える姿。
きっと昔からこの光景は変わらないのでしょうね。

子供たちも一生懸命。
肘まで泥がついています。

田植えも半分すぎて、みんなの息もそろってきました。

で、やっぱりこうなりますよね・・・

田植え終了~!
体に着いた泥は、近くの川で洗い流します。

川までの道には、小さな足跡が・・・
この小さな足跡が、この先もずっと続いていってくれたらと思います。
「油井の豊年踊りは、稲刈りからの収穫を祝うおまつり。
種籾まきから稲を育てていかないと、本当の意味での収穫を祝う気持ちがわかないんです」
との、内田区長の言葉が心に残りました。
シマの一年は、種もみまき・田植えから始まります。

収穫の時期、稲穂があぶしを枕にするくらい、たくさん実りますように!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
4月21日(日)に田植えが行われました。。
今回の田植えには、
「油井集落・子ども会」、「油井小中学校」の児童、学校職員、PTA、そして集落の方々が参加されていました。
まずは、内田区長のあいさつです。
初めに、水田に植えられていた苗をみんなで採ります。
「自分で採れたよ~」と、嬉しそうに報告。
みんなが苗を採っている間、内田区長は苗を縛る藁を準備中です。
「くくれたよ!」
お!何とか縛ることができましたね(藁を使って縛るのは、なかなか難しいんですよ)。
あぶし(=畦)に、苗がずらりと並びました。
苗を採り終えたら、次は水田の準備です。
昔は牛が行っていた作業。
今はトラクターにバトンタッチです。
田の均し(ならし)は、やっぱり人力でなくては!ですね。
さぁ、田植えの準備が整いました。
田植え開始!
でも、「どうやって植えるの~?」
「ここに植えらんば~」
親から子へ、田植えを教える姿。
きっと昔からこの光景は変わらないのでしょうね。
子供たちも一生懸命。
肘まで泥がついています。
田植えも半分すぎて、みんなの息もそろってきました。
で、やっぱりこうなりますよね・・・
田植え終了~!
体に着いた泥は、近くの川で洗い流します。
川までの道には、小さな足跡が・・・
この小さな足跡が、この先もずっと続いていってくれたらと思います。
「油井の豊年踊りは、稲刈りからの収穫を祝うおまつり。
種籾まきから稲を育てていかないと、本当の意味での収穫を祝う気持ちがわかないんです」
との、内田区長の言葉が心に残りました。
シマの一年は、種もみまき・田植えから始まります。
収穫の時期、稲穂があぶしを枕にするくらい、たくさん実りますように!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内