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2013年09月10日

芭蕉の「芯止め」

糸芭蕉の葉や芯を切り落とす
「芯止め」という作業を行ないました。

瀬戸内町文化遺産活用実行委員会では、
11月末ごろに、伝統文化親子体験教室事業として
「芭蕉の糸づくり・織り」体験を予定しています。





3月に行った「芭蕉の糸づくり」の様子は、
こちらの記事をごらんください→


糸芭蕉の木からとり出した繊維で
糸を紡いで織る芭蕉布。

芭蕉布は、奄美群島において重要な伝統工芸であり、
とくに江戸期には瀬戸内町の特産品でしたが、現在では衰退しています。


そのため瀬戸内町文化遺産活用実行委員会では、
地域の子供たちに伝統文化を理解し、
その継承と復興につながるきっかけにしてもらいたいと、
親子を対象とした体験学習教室を計画しているところです。


 * *


今回の「芯止め」は、
その体験教室で使う材料となる糸芭蕉の
手入れの一つとして重要な作業。

瀬戸内町文化遺産活用実行委員会のメンバーと、
芭蕉布を復活させたいと願う有志が、
町内某所に集まりました。






「芯止め」は、背丈の伸びた芭蕉の葉と幹の上部を切り落として、
栄養が葉っぱに行かないようにし、
根と先の太さを均一にするための作業。

繊維を柔らかくする目的もあります。

夏の間に、「芯止め」を2~3回行ない、
冬に芭蕉を倒して、糸を取り出していきます。


【 芭蕉 芯止めビフォー 】

芭蕉とガジュマルがならび、まるでジャングルのようです!

ちなみにこのガジュマルは小さな苗だったのが、
約25年でこれだけ育ったとか。

バシャヤマ(芭蕉山、芭蕉の群生地)に入ったら、
この時期は、足元のハブに気をつけなければなりません。


鎌で、スパスパと伸びた葉っぱと芯を切り落としていきます。




手際よく作業してくださったのは、徳山さん。
大島紬の図案づくりから織りまでこなす方で、
昭和62年ごろに瀬戸内町で芭蕉を復活させようと、
仲間と試みた経験もあるそう。




手際がいいので、作業もはかどります。
切り出した葉をみんなで運び出していきました。




切り落としたばかりなのに、
もう1センチほど真ん中が生えてきています。
芭蕉の生命力ってスゴい!!




バランスを見ながら、
芯止めをしていきました。


ここの芭蕉は細いものが多く、
体験教室で使うための繊維がじゅうぶんに取り出せそうにありません。
他にも芭蕉を確保しないといけませんね。


【 芭蕉 芯止めアフター 】




このあと一部メンバーは、バシャヤマ(芭蕉の山、芭蕉の群生地)を求めて、
町内探険へ出かけました。


親子体験教室「芭蕉の糸づくり・織り」については、
日程が決まりましたら、
当ブログなどでお知らせいたします。

ぜひご参加ください!




2013.09.07
瀬戸内町 某所

奄美.asia  / Y.K
  


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2013年08月18日

油井の稲作 縄作り編

平成25年8月4日。
油井集落では、稲の脱穀作業が行われました。
体育館の中では、脱穀機や唐箕、サンバラという農具を使い、
皆さんが額に汗して作業に励んでいました。




130804油井縄作り001
脱穀後の藁をひとまとまりにまとめます。
藁が集まるのを待ちつつ、一休み。








一方、体育館の外では・・・
130804油井縄作り002
シマの大先輩達が藁で縄を綯(な)っていました!








130804油井縄作り005               
            ↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑
「どうして、縄を綯っているのだろう?」と思いつつも、
その手から生み出される縄の美しさに、思わず見入ってしまいました。








130804油井縄作り008
縄は2本綯って縛り、1本にしていきます。








130804油井縄作り006
先輩の巧みな技を見つめていた彼。








130804油井縄作り007
先輩の縄を引き継いで、縄綯いに挑戦です。
やっぱり「習うより慣れろ」ですね。








そして、
出来上がった縄は体育館に運ばれます。
130804油井縄作り009                  
                       ↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑
縄は藁束を縛るため、作られていたんですね。
縛り方にもコツがあるようです。








脱穀された籾は米袋に入れられ、藁束と一緒に集落の公民館に運ばれます。
1袋、約20キロ。
今年は、約80キロの収穫でした!
130804油井縄作り011
藁は油井集落の豊年祭(9月19日(木))に、
籾は精米後、油井小中学校の学校行事(餅つき大会)に使われるそうです。



油井集落の稲作は、豊年祭で使う藁を作るために行われています。
稲作がほとんど無くなってしまった奄美。
祭りで重要な意味を持つ藁縄を、その材料から育て、作る。

そこには、シマの人たちの祭りにかける強い「ウムイ(思い)」を感じずにはいられません。


シマで技術力があることを「ティディがある」と言います。
おじいちゃんおばあちゃん世代から孫の世代へ。
油井集落では稲作に関わる「ティディ」と、稲作と祭りへの「ウムイ」を、
確実に伝承していくのだな、と今回の取材を通して痛感しました。


ご協力いただいた、油井集落の皆さん。
そして、油井小中学校の先生、児童・生徒、保護者の皆さん。
本当にありがとうございました。







奄美.asia Satsuki.K
2013.8.17(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼

  


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2013年08月15日

油井の稲作 唐箕編

平成25年8月4日。
油井集落で行われた稲の脱穀作業。
今回は脱穀作業のその後について。





130804油井唐箕編002
脱穀機で脱穀された籾。
その籾をタライに掻き集めていきます。








130804油井唐箕編003
集められた籾には、藁がまだまだたくさんついています。
次はその藁を取り除く作業。
思い思いの話をしつつも、手の動きは止まりませんよ~。








130804油井唐箕編004
そして、いよいよ「唐箕(トウミ)」の出番!
唐箕は脱穀後の籾や藁屑を、風によって選別する道具です。
大まかに藁が取り除かれた籾を、唐箕にかけていきます。








130804油井唐箕編005
唐箕を上から見ると、四角の口がぱっくり開いていますね。
この部分を漏斗(ろうと)といい、ここから少しずつ藁屑のついた籾を下へ落としていきます。
写真奥側にハンドルがあり、そのハンドルを回すと内蔵された歯車が回ります。
すると風がおこって、落下してきた籾や葉屑が重さによって選別されるという仕組み。









130804油井唐箕編006
↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑
唐箕にかけられた籾を、また選別していきます。
藁屑や茎を一本ずつ取り除いていきます。
根気のいる作業ですね。

この竹で編まれたザルは「サンバラ」と言います。
浅いザルなので、穀物などを干す以外に、選別作業などにも利用するそうです。








130804油井唐箕編007 
              ↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑

葉っぱが取り除かれた籾を、もう一度、唐箕にかけます。
唐箕には漏斗の真下に、2本の樋(ひ)があります。
この樋を通って、風によって選別された籾や藁屑が外に取り出されます。
向かって右の樋から、籾(食用米)が出てきます。
向かって左の樋からは、食用にならない屑米、いわゆる不完全米が出てくるそうです。
そして、中央からは籾殻や葉屑などが、風にのって吹き飛ばされてきます。








「僕がやる!」
130804油井唐箕編008
              ↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑
精一杯の力を込めて、ハンドルを回しています。
やっとハンドル回せて良かったね。
(彼は会場設営の時から、唐箕の前に陣取っていたのです・・・)








130804油井唐箕編009
↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑

そして、唐箕で取り除けなかった茎は、また手作業で取り除きます。
「あげ~、取れんば(茎から籾が)。誰かビール瓶持ってきて!」
の一声に、運動会競技用のビール瓶が運ばれてきました。

何をするのか、見ていると・・・
ブルーシートに広げた茎付き籾をたたき始めました!
こうして叩くと、籾が茎から取れるそう!
叩き過ぎると米が割れてしまうので、叩く時の力加減が大事とのことでした。








130804油井唐箕編010
そして、最終選別。
サンバラに籾を入れて、左右にサンバラをゆすります。
こうすると、小さな茎や藁屑が籾の上の方に集まってきて、取り除きやすくなります。
ザッザッザッザッ ――(茎や藁屑を取る)――
ザッザッザッザッ――(茎や藁屑を取る)――
ご婦人方の手元から、リズミカルな音が響きます。








130804油井唐箕編011
選別が終わった籾は、米袋の中へ。
これで、脱穀作業は終了です。








130804油井唐箕編001
ちびっ子たちも汗だくになって、がんばっていました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。








奄美.asia Satsuki.K
2013.8.4(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼  


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2013年08月13日

油井の稲作 脱穀編

平成25年8月4日、油井集落では稲の脱穀作業がありました。
この日は、稲束を干してからちょうど1週間後。



130804油井脱穀001
体育館2Fに干した稲束は、カラカラに乾いていました!
私もちょっとお手伝いして、稲束を担ぎましたよ。
稲束の重さは、干す前の1/3くらいになっていたかな~。








130814油井脱穀002
体育館では、脱穀の準備が始まっていました。
2Fからはブルーシートが垂らされていました・・・
「???」
何をするのでしょうか?








130814油井脱穀003
脱穀機にもブルーシートを被せていきます。








130814油井脱穀004
「文明式旭光号」!
足踏み式の脱穀機のようです。







会場のセッティングが完了して、「さぁ、いくよ~」と2Fから稲束が!!!
130814油井脱穀006
なるほど~!!!
ブルーシートは滑り台の役割だったんですね~








130814油井脱穀007
滑り落ちる稲束を落とさずキャッチできるかな?
子供たちは作業中でも楽しいことを見つける天才ですね。







1Fに降ろされた稲束は、稲穂の向きをあわせて床に置かれていきます。
130814油井脱穀008
               ↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑








130814油井脱穀011
お!脱穀が始まりました!








130804油井脱穀012
リズミカルに足元のバーを踏んでます。
挑戦した方に聞いてみると、「足踏みミシン」を片足で踏むのに似ているかな?とのこと!
タイミングよく踏まないと、動作が止まってしまうそうです。








大先輩に教えてもらいつつ、子供たちも脱穀に挑戦!
130804油井脱穀013
               ↑↑  動画は、写真をクリック ↑↑
結構、引っ張られるようで、苦戦気味かな?








130804油井脱穀014
でも、女の子だって、脱穀やりますよ!!








130804油井脱穀015
みんな真剣な面持ちで、作業に集中していますね。








130804油井脱穀016
脱穀機の反対側から、脱穀の様子を激写しました!
四方八方に飛び散る籾!
なるほど!!
ブルーシートは脱穀された籾が飛び散らないためだったんですね~。








130804油井脱穀018 脱穀された籾。
茎がついたものもありますが、綺麗に脱穀されていましたよ~
一つの穂から、80~100ぐらいの籾がついているようでした。


さあ、続いてはサンバラやトウミの出番!

サンバラ?トウミ?って何? と言う、そこのあなた!

次回をお楽しみに!!face02





奄美.asia Satsuki.K
2013.8.4(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼  


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2013年08月05日

油井の田んぼ 最終章

平成25年7月28日(日)
油井集落で稲刈り の後、子供たちが走り出しました。
みんな、どこにいくのでしょう?

130728油井稲干し001








行きついた先には、稲束の山が。

130728油井稲干し002








子供たちは、稲束をかついで階段を登ります。

130728油井稲干し003








入った先では、稲束を干していました。

130728油井稲干し005








ここは油井小中学校の体育館!
なるほど~、ここなら雨風の心配なく干すことができますね!

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光に透けて、稲穂が輝いています。

130728油井稲干し007








まだまだ、稲束はたくさん

130728油井稲干し009








子供たちはどんどん運びます。

130728油井稲干し004








大人は運ばれた稲をどんどん干していきます。

130728油井稲干し010








反対側でも。

130728油井稲干し008
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑









ついに、体育館の二階は稲束でいっぱいに!

130728油井稲干し011








本当に豊作ですね。

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光り輝く稲穂。
この輝きが、これからも続いていってほしいです。

130728油井稲干し013








S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼  


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2013年08月03日

油井の田んぼ 稲刈り編

平成25年7月28日(日)
油井集落で稲刈りが行われました。



稲刈り前 ※種もみまきから124日目(約三か月)

130728油井稲刈り001








こんなにたくさんのお米が実りました!!!
「頭を垂れる稲穂かな」ですね♪

130728油井稲刈り004








まずは、内田区長さんのあいさつです!
いよいよ稲刈りですね。
皆、緊張してる?

130728油井稲刈り005








さあ!稲刈り開始!!
さすが!手慣れた手つきで刈り取ります。

130728油井稲刈り006








こちらは、カマの使い方を教えてもらいながらの稲刈りです。
怪我しないように、気をつけてね!

130728油井稲刈り007
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑









「とったど~!!」大きな声で、自慢げに稲穂を掲げます。

130728油井稲刈り008








稲刈りの隣では、おばちゃんたちが、稲を束ねています。
束ねる藁は、去年の稲藁。
「豊年万作じゃ」と嬉しそうです。

130728油井稲刈り009
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑









稲に藁を一周回した後、残りの藁をねじってねじって。
稲の束の真ん中に藁を通します。
これで、ほどけないんですね。

130728油井稲刈り010








楽しげに作業する人の後ろを…
稲が移動!?

130728油井稲刈り011








持ちすぎでしょ(笑)
前、見えてる~?

130728油井稲刈り012








珍客?登場?
「先生の頭にバッタがいる~!」
「あ!先生帽子取っちゃダメ!写真撮ってもらうから!!」
取材協力ありがとうございますface02

130728油井稲刈り013








作業も終盤です。

130728油井稲刈り014
↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑









束ねた稲もどんどんできていきます。
もち米なので、背が高く、藁に使える茎が長いとのこと。

130728油井稲刈り015








ついに、最後の稲を刈り採ります!

130728油井稲刈り016








稲を刈った後に、残された生き物たち。
次なる住処を探して逃げまどいます。
カニとカエルがいます。探してみてください!

130728油井稲刈り017








できた稲束は・・・

130728油井稲刈り018








皆で軽トラックに積み込みます。

130728油井稲刈り019








はみ出るほどの収穫!
しかも、3台目です!!

130728油井稲刈り020

豊年満作!!よかった!よかった!!








稲刈りが終わった田んぼ…

130728油井稲刈り002

皆さん、本当にお疲れ様でした!!!




来週8/4は、ついに脱穀!
楽しみです。









S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼  


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2013年07月29日

油井の稲作(ダイジェスト)

平成25年7月28日(日)
油井集落で稲刈りが行われました。

写真は整理中なので、
今回は、田んぼの推移をダイジェストでご覧ください!






2013(平成25)年3月26日(火)
種もみまき









2013(平成25)年4月27日(月)
田植え
 ※種もみまきから27日目
遠景 定点







2013(平成25)年6月14日(金)
草取り
 ※種もみまきから80日目
130614くさとり001







2013(平成25)年7月28日(日)午前8時
稲刈り前
 ※種もみまきから124日目(約三か月)
130728油井稲刈り001







2013(平成25)年7月28日(日)午後9時30分
稲刈り後
130728油井稲刈り002





小さな種もみから、1メートルほどに成長した稲。
集落の人たちの愛情と、子供たちの笑顔に見守られて、無事収穫となりました。


豊年満作!!よかった!よかった!!


詳細は、後日。
待っててください!!




S.B.I 隊長鼎
2013.7.28(日)
瀬戸内町 油井 須佐礼  


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2013年06月27日

第2回 ひぎゃわらべ 島唄大会

平成25年6月16日(日) 瀬戸内町中央公民館で
「奄美群島復帰60周年記念 第2回 ひぎゃわらべ 島唄大会
が開催されました。
(瀬戸内ケーブルテレビ(株)主催)



0616ひぎゃ唄大会 会場風景

瀬戸内町の島唄といえば、ヒギャ唄!
奄美大島の島唄の代表です。
竹下和平さん、朝崎郁恵さん、西和美さん、中野律紀さん、元ちとせさん、
他にも多くのシマを代表する唄者がたくさんいます。


この大会は「ヒギャ唄を未来へ残そう」という目的で、昨年から始まりました。
大会へ出場したのは、島唄を習っている町内の小中学生!

小学校低学年の部に6人
小学校高学年の部に6人
中学生の部に4人     
が出場しました。

他にもゲスト出演や未就学児によるシマ唄披露など、盛りだくさんのステージとなりました。






【小学校低学年の部】

0616ひぎゃ唄大会 1渡辺朝陽(古仁屋小)
トップバッターの彼は、シマ唄を習って何と2週間!
でも堂々とした唄声を披露していました。



0616ひぎゃ唄大会 2池田ルカ(油井小)



0616ひぎゃ唄大会 3西菜々子(古仁屋小)



0616ひぎゃ唄大会 4太田杏渚(油井小)



0616ひぎゃ唄大会 5牧野志勇(薩川小)



0616ひぎゃ唄大会 6求颯太(阿木名小)



0616ひぎゃ唄大会 出演者たち
唄い終わってホッとしている子(お疲れ様!)。
自分の出番を待って、緊張している子(がんばれ―))。






【小学校高学年の部】

0616ひぎゃ唄大会 9太田心渚(油井小)



0616ひぎゃ唄大会 10朝美琴(阿木名小)






途中、未就学児による特別ステージも!
0616ひぎゃ唄大会 未就学児
可愛らしい唄声と仕草に、会場の雰囲気も和やかに。
(奄美新聞への提供写真です)






【中学校の部】

0616ひぎゃ唄大会 14田中優香(古仁屋中)



0616ひぎゃ唄大会 16大橋円香?(阿木名中)



0616ひぎゃ唄大会 17三原泉里(古仁屋中)



0616ひぎゃ唄大会 18小林みさき(阿木名中)



最後はゲストの3人!
0616ひぎゃ唄大会 ゲスト(米田みのり、古沢菜那美、求香月)
さすが、ヒギャ唄を次世代につなぐ若手のホープ達!
のびやかな唄声を披露しました。
途中のMCも堂に入っていましたよ。





さぁ、いよいよ審査結果の発表です。

講評は、渡哲一さん
0616ひぎゃ唄大会 審査員講評
ご自身も唄者で、十数年前から保育所などで、島唄を教えてきた第一人者。
今日、出場のほとんどの子供たちがお世話になっています。

「こんなに多くの子供たちが、ヒギャ唄を唄っているのが嬉しいです。
皆、本当に上手かったです。審査が大変でした。
ぜひ、この子ども達が、他のシマ唄大会にも行けるように、指導者の皆さん、頑張ってください。」

との講評。



そして、表彰式。
0616ひぎゃ唄大会 入賞者

受賞した皆さんは以下の通りです。

【小学校低学年の部】
 優勝 求颯太さん 「よいすら節」
 努力賞 西菜々子さん 「行きゅんにゃかな節」

【小学校高学年の部】
 優勝 牧野敬さん 「よいすら節」
 努力賞 澤江香佳さん 「らんかん節」

【中学年の部】
 優勝 三原泉里さん 「長雲節」
 努力賞 大橋円香さん 「らんかん節」



受賞した皆さん、とても誇らしく、嬉しそうな顔をしています。
おめでとうございます!!!





この大会を通して、たくさんの子供たちがヒギャ唄を唄い、そして未来につなげていくことができれば、それは素晴らしいことですね!
来年の大会も楽しみです。





2013.6.16 瀬戸内町 古仁屋

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内  


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