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2012年08月29日

旧盆と旧暦七夕

8月30日は、旧暦7月13日。
旧暦お盆の入り、ご先祖さまを迎える「迎え盆」。



台風15号で丸4日間ストップしていた
鹿児島本土からの食料など物資を運ぶフェリーも
29日朝やっと入港。

スーパーに食料品が入荷し、
台風後の混雑と旧盆準備の買い出しで
古仁屋の街は賑わっていました。

「お正月より旧盆のほうが大事よー」という人もいるくらい、
島の人たちは、ご先祖さまを盛大にお迎えします。

その旧盆の迎えを前に大切なのが、
旧暦7月7日の七夕。
今年は8月24日でした



九州から奄美に引っ越してきた私にとって、
初めて旧暦七夕の朝に集落や古仁屋の街を見た時はビックリ。

前日の夕方にはなんにもなかったのに、
七夕の朝、町を通るとパァッといっせいにお花が咲いたかのように
あちこちの家やお店に七夕飾りが登場していたのです。

ただただ「綺麗だなー」と思っていましたが、
職場のシマッチュに理由を聞いて納得。



ご先祖さまは旧暦7月7日にあの世を旅立ち
七夕飾りを目印に、
お盆まで7日間かけてこの世に戻って来るのだそう。

そのため島の七夕飾りは、
願い事の短冊は、ほとんどついていません。

目印として
天に近く、なるべく高く高く。
しかも、近所よりも早く、競うように
夜明け前から飾るのです。

なぜか飾ったあとに雨が降ることが多いようで、
今年も例にもれず雨が降りました。
ただ雨に降られて飾りが落ちたほうがいいという話もありますね。



こちらのお宅では、朝6時ぐらいに立てたとのこと。
ひと雨降った後でちょっと飾りが落ちてしまってますが、
親族全員分のアロハシャツ型の飾りを作って、
そこにそれぞれの「名前」と「健康」との願いごとも書いていました。

毎年テーマカラーを決めて、ほとんど手作り、
3ヵ月ぐらいかけて少しずつ準備していたとか。
ちょっとアレンジした竹の形がおしゃれです。





七夕は、ご先祖さまをお迎えするべく、お墓掃除をする日でもあります。
ちょうどお墓へ向かう集落のかたとすれ違いました。
清水集落では、お墓や床の間に
自転車のカゴに入っているブフォ(茅)を飾るんだそう。

「なんでこんなもん写真に撮るの?」と不思議がられました‥。


やはり屋根より高く。



「民宿 海」さんも屋上に。






個人宅に合わせて、
町を華やかにと、あちこちのお店でも七夕飾りが。



しばし、古仁屋の七夕飾り散歩をしました。
途中、何度も急に雨が降ったりして
だいぶ飾りが落ちてしまっていますね‥、ご了承ください。。
「写真を撮るなら早朝に」が鉄則でした。










「喜入文具」さんは、遠くからでもハッと目を引く鮮やかな黄色の飾り!



近くに寄って見ると、ダルマさん!



すごくカワイイと思ったら、「金入」の文字が。
思わずニヤリ。
ユーモアがあっていいですね。

お友だちも巻き込んで手作りしたそうです。







「しんえい青果」さんと、「パン工房イマジン」さんの前にあるのは、
町内の高丘保育所、かな保育園、古仁屋小学校付属幼稚園、信愛幼稚園の園児によるものだそう。


園児が自分たちの作った七夕飾りを見にきていたそうです。


瀬戸内町の商工会では、
商店街活性化のために希望店舗に竹を配布。




ちなみに、こちらは旧暦七夕前の「まつや文具店」さんの様子。


飾りは8月初旬から店頭に出していて、
七夕前日のお昼にはすべて売り切れたそうです!





それでは、古仁屋七夕散歩に戻ります。






























病院の入り口にも。




消防署にも。こちらは高丘保育所の飾り付け。



町内では、アパートでもベランダにみなさん飾っていたり。
これだけいっせいに七夕飾りを商店だけでなく個人宅でしているのは、
内地ではほとんどないんじゃないでしょうか。

島のみなさんは、
ご先祖さまを本当に大切にしているんだと強く感じます。



ご先祖さま、
もうそろそろ戻ってきていらっしゃるでしょうか?




2012.08.24
瀬戸内町 清水・古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内






  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 17:07Comments(0)旧暦の行事

2012年08月28日

夏期巡回ラジオ体操・島口ラジオ体操

台風15号が猛威をふるい、
瀬戸内町では26日から続く停電や断水、電話不通の集落がまだまだあり、
(九州電力によると、28日23時現在、瀬戸内町36.5%・3100戸の停電)
また通行止めなどの箇所もあります。

われわれS.B.Iが入っている瀬戸内町立図書館・郷土館も
2階のテラス部分の天井が大きくはがれたり、
水がプール状にたまってあわや館内に入りそうになっていたり、
ドアが取れたところがありました。

瀬戸内町では人的被害は聞いていませんが
ライフラインに支障をきたしており、
瀬戸内町をはじめ奄美大島全体の被害は今回も大きいようです。

もうすぐ旧盆。
早くふだんの生活に戻れるように切に望みます。


 * *

さて、たいへん遅くなりましたが
8月20日(月)に開催された
「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」の様子です。



毎年7月20日から8月31日までの43日間に、
全国43会場で開催される「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」。
その様子は、NHKラジオ第1放送で生中継され、
夏の風物詩となっています。

そんなイベントが瀬戸内町に来るのは、今回が初めて。
朝6時前には、会場の古仁屋小学校グラウンドに多くの町民が詰めかけました。

なかには「憧れの夏期巡回ラジオ体操にやっと参加できるー!」と
名瀬から1時間かけていらっしゃったかたも。

体操の指導は、多胡 肇(たご はじめ)さん。



多胡さんは、生中継が始まる6時30分まで
軽快なトークで参加者を笑わせながら、
いくつかのウォーミングアップや、
生中継での心得を教えてくださいました。



















6時半になり、
NHKラジオ第1放送による生中継が始まりました。

会場の大きな拍手に始まり、おなじみのフレーズ
「全国の皆さん、会場の皆さん、
そして海外でラジオをお聴きの皆さん、おはようございます」が。

瀬戸内町の紹介をしてくださり、
「本日は会場に1200人のみなさんがお集りくださいました」と会場を盛り上げます。

いよいよ、本番のラジオ体操スタート!

ピアノは、名川 太郎(ながわ たろう)さんによる生演奏!
ピアノの調べが会場に響き渡ると、
それにあわせて会場はひとつに。






































拍手で終了!



参加者全体が入るようにすると、こんな感じ。
端から端までビッシリ。



さぁ、このあとは、奄美島口ラジオ体操、
瀬戸内町バージョンのお披露目です!


まずは、奄美島口ラジオ体操制作実行委員会
委員長の山田 薫さんによるご挨拶。



瀬戸内町の体操指導員が見本を(残念ながらレオタード姿はナシ‥)。



瀬戸内町島口ラジオ体操のかけ声を担当した
義永秀親さんも一緒に体操!



多くのみなさんが一緒に「♪ティバ ムエハラ ウエハチ アグィティ〜」。
島口ラジオ体操になると戸惑うかと思いましたが、
みなさんちゃんと体操してました。スゴい!



無事にすべて終了ーー。
みなさんラジオ体操を何回もすることになりましたが、
おつかれさまでした!


参加者全員には、記念品が。


いただいたのは、こちら。
ハンドタオルがカワイイですね。



スタンプも押してもらって、
楽しくすがすがしい朝のスタート。



これだけの人数で行なうラジオ体操。
一生に一度かもしれない、
夏のいい思い出になりました。





2012.08.20
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内





  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 23:37Comments(0)行事・イベント

2012年08月25日

瀬戸内町みなと祭り 八月踊り

瀬戸内町みなと祭り2日目、
舟漕ぎ競争のあとは、18時半から八月踊りでした。

だんだんと暮れていく古仁屋の街に、
提灯の優しいあかりのもと
チヂン(太鼓)の音と、歌声が響き渡ります。




シマジマが幟を持って開会式です。







【 参加団体 】
1.古仁屋在住 渡連・安脚場会
2.古仁屋在住 請阿室会
3.古仁屋 与路会
4.古仁屋八月踊り芸能保存会
5.篠川集落
6.諸鈍集落
7.古仁屋在住秋徳会
8.古仁屋八月踊り研究会・童子八月踊り研究会
9.清水集落
10.阿木名八月踊り保存会
11.嘉鉄集落
12.古仁屋在住 池地会
13.西阿室集落




請ユリをあしらったデザインが粋な請島・請阿室の法被。



参加賞は、黒糖焼酎!





古仁屋市街地のふたつの大通りで、
瀬戸内町内13の集落や団体が踊りを披露。

輪になって、
男性陣と女性陣がお互いに唄を掛け合いながら踊ります。
歌詞や曲調、踊りもシマ(集落)によって違い、
すべてを見て回るのも興味深いもの。


渡連・安脚場会の輪には、
福岡からの子どもたちが参加。渡連でキャンプをしてたのが縁だそうです。







踊りの輪の中心には、
幟とたくさんの黒糖焼酎や飲み物が。















篠川集落。着物や浴衣の柄もそれぞれ素敵です。





























途中、雨が降ったりしましたが、そんなの関係ない!
〆の六調で、誰もが「待ってました!」言わんばかりに踊りはじめました。






シマッチュの手さばき、足さばきは、
かろやかで、なめらかで、本当に美しい。
見ていて惚れ惚れします。









とにもかくにも参加しているみなさんが、
イキイキと楽しそうに踊っているのがなにより印象的。
こちらもとっても楽しい気分になってきます。









シマジマに伝わる八月踊り。
唄って踊れる人が少なくなってきており
継承が難しくなっているのは現状ですが、
みなと祭りの八月踊りでは、
これだけたくさんの瀬戸内町のシマジマの踊りを
一度に体験することができます。

私も写真を撮りながら、住んでいる集落の輪に参加。
もちろん観光客の方だって、
気軽に輪に入って踊って大丈夫。
やはり「踊らにゃ損じゃが!」です。




2012.08.19
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内




  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 13:58Comments(0)行事・イベント

2012年08月24日

きょうは七夕

本日は、旧暦7月7日。
七夕ですね。

瀬戸内町でも集落の家々や
古仁屋の商店街にもいろとりどりの七夕飾りが舞っています。


「台風15号が近づいてるので、
飾りはもう今日で片付けるんですよー」と、あるお店のかたがおっしゃってました。
いつもは数日楽しめるのですが、
そういうお店も多いかもしれません。


雨が降ったり止んだり、風もちょっと強いので
七夕飾りを見るなら、
今日見て回ったほうがいいみたいです。


七夕については、
またいろいろと撮った写真とともに後日あらためて書きますね。




2012.08.24(旧暦7月7日)
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内


  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 14:23Comments(0)旧暦の行事

2012年08月23日

瀬戸内町みなと祭り 舟漕ぎ競争

瀬戸内町みなと祭り 2日目。

海上パレードのあとは、
10時から、シマッチュがこの夏一番熱く燃える舟漕ぎ競争!

この日のために、
みんなで練習してきたすべてを注ぎ込む日です。



見事な青空が広がりました。
会場となる漁協船だまり。テントがぎっしり。
瀬戸内町の舟漕ぎ競争では、
漕ぎ手6人・舵取り1人でこの往復200mを漕ぎます。



今年のエントリーは、153チーム。

子ども会対抗(小学生9・中学生12チーム)、
集落対抗15チーム、同窓(同級生)対抗42チーム、
女子対抗43チーム、オープン対抗32チームと
5つのカテゴリーに分かれています。

みんなそれぞれのチームごとにテントを持っていて、
応援と一緒に舟漕ぎを楽しみます。


夏の帰省を、この舟漕ぎに合わせて
島に戻ってくる人も多いようで、
瀬戸内町は、たいへんなにぎわいになります(夜の町も)。


こちらは32年生チームのテント(昭和32年うまれの同級生)。
同級生で集まると
いくつになっても女子、男子に戻っているのがなんだかいいですね。






それぞれおそろいのTシャツなどでのぞみます。













みんなで集まれば、とにかく楽しい。



漁協のセリが行われる吹き抜けは、
風が通り日陰で絶好の観戦席。



子ども会からスタート。
笑顔、笑顔、笑顔!



ターンが上手くできず、
岸壁にぶつかってしまうチームも。




















名瀬から参戦のチーム。
速いチームは、フォームが美しいですねー。




















準決勝、決勝に進むにつれて
応援にも力がはいります。












集落対抗で優勝した節子二又会Aチーム。
強いチームは最初のひと漕ぎのパワーが違う!



優勝直後、突然のスコール。
これまたドラマティックでした。






同窓対抗で優勝したボブマリン奄美。
お揃いの作業着ユニフォームがカッコ良かったですね。




女子対抗で優勝した豊島屋。



ウイニング・ラン!







オープン対抗の決勝。
スタートの一瞬は、会場に緊張感が走ります。



オープン対抗で優勝した剣道おやじ隊。
舟漕ぎは若さがすべてではない!
漕ぎ終わった後は、すがすがしい笑顔です。







ウイニングランでは、
会場から惜しみない拍手が送られます。





【2012 瀬戸内町みなと祭り 舟漕ぎ競争 結果】

◎子ども会対抗
・小学生 船津C 
・中学生 古中バスケット部


◎集落対抗
節子二又会A


◎同窓対抗
ボブマリン奄美


◎女子対抗
豊島屋


◎オープン対抗
剣道おやじ隊







舟漕ぎが終わるとシマの夏が終わったような
ちょっとさびしい感じになりますね・・・。

懐かしくなったシマッチュのみなさん、
来年はぜひ戻ってきてください。




2012.08.19
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内





  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 13:43Comments(0)行事・イベント

2012年08月22日

瀬戸内町みなと祭り 海上パレード

8月19日(日)、朝から晴天。
瀬戸内町みなと祭りの2日目は、
9時に「海上パレード」から始まりました。



港まち瀬戸内町らしい、海の上のパレード。

海上保安署の船、フェリーかけろま、行政船せとうち丸をはじめ、
多くの漁船、海上タクシーが勢揃い。


おだやかで美しい大島海峡を悠々と行進していきます。












カツオの模擬釣りをする漁船が三隻、
港に入ってきました!



すでに人だかりが。



3カ所で餅投げがスタート。

「こっち、こっち!!」



お餅が舞ってます!









このあと始まる舟漕ぎ競争の会場である
港に活気を出してくれる海上パレード。





港まちならではの光景に、
はじめて見たときは感激しました。

瀬戸内町の暮らしを支えてくれている船たちの晴れやかな姿。
ぜひ来年は、早起きして見にいらしてくださいね。



2012.08.19
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内



  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 16:22Comments(0)行事・イベント

2012年08月21日

瀬戸内町みなと祭り 市中パレード

瀬戸内町の夏を彩る
「 第32回 瀬戸内町 みなと祭り 」
8月18日(土)・19日(日)に開催されました。

1日目は、相撲大会のあと市中パレード。

夕方16時スタートですが、
まだまだまぶしすぎるほどの太陽!





まずは、古仁屋小学校金管バンドの演奏でスタート。
各種団体が瀬戸内音頭に合わせてねり歩きます。


【 参加団体 】

< 踊り連・山車 >

1.瀬戸内町立 高丘保育所
2.鹿児島県立 古仁屋高等学校
3.瀬戸内町 地域女性団体連絡協議会
4.瀬戸内徳洲会病院
5.瀬戸内町郵便局連合会
6.奄美医療生活協同組合
7.古仁屋青年団
8.瀬戸内金融懇話会
9.奄美よさこい
10.瀬戸内町商工会
11.JAあまみ 瀬戸内支所
12.大島保養院
13.瀬戸内町役場
14.瀬戸内町役場水道課
15.瀬戸内消防団
16.瀬戸内建設業協会


< 御輿 >

ア.瀬戸内町建設業協会
イ.瀬戸内漁業協同組合
ウ.瀬戸内消防団
エ.瀬戸内町役場













綺麗どころから



・・・。










その年に25歳になるメンバーで結成される古仁屋青年団。
町で開催されるいろいろなイベントをサポート・盛り上げてくれます。



うさぎ年生まれなんですね。







































漁業のまち・瀬戸内町。
魚が空を飛んでおります!



漁船も道路を走っちゃう!


















瀬戸内町観光協会のゆるキャラ「まぐろ養一」(まぐろよういち)クン!


瀬戸内町がクロマグロ養殖日本一ということで生まれました



仕事を終えた養一クンに遭遇。
なるほど~、どんぶり、持っているのはお箸、鞘は箸入れなんですよ!
兜には瀬戸内町の「せ」の文字が!!






























みなと祭りが始まると帰省客も増え、
若い人もいっぱい。
町に活気が出ますね。


暑い中、1時間半ものあいだ
笑顔で踊り続けたみなさん、
おつかれさまでした!




2012.08.18
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内



  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 11:26Comments(0)行事・イベント

2012年08月18日

瀬戸内町 島口ラジオ体操

8月20日(月)の「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」

NHKラジオ生中継終了後、
奄美 島口ラジオ体操
瀬戸内町 島口ラジオ体操バージョンのお披露目
があります!


「奄美 島口ラジオ体操」とは、
誰もが知っているラジオ体操のかけ声を
奄美の方言・島口(シマグチ)で表現したもの。


♪ ティバ ムエハラ ウエハチ アグィティ コシヌバシュン ウンドウ~




こちらは、消滅の危機にさらされている奄美の方言を保存し、
次世代に伝えようと「奄美島口ラジオ体操実行委員会」がCDなどを企画・制作。

奄美島口ラジオ体操について→こちら http://www.eepc.jp/radio_taisoh/index.htm


ちなみに最初のシマグチは
瀬戸内町バージョンの歌詞で、

♪ 腕を 前から 上にあげて 背伸びの 運動~

と、おなじみのフレーズを歌っています。


CDは7月16日に発売され、
奄美市、笠利町、龍郷町、大和村、
宇検村、瀬戸内町、喜界島、徳之島の方言バージョンや
カラオケなどが収録されています。

それぞれの地域の出身者9名によるかけ声で、
伴奏は、三味線とチヂン(太鼓)。
これがシマグチと一緒になると、
なんとも南の島らしいゆったりとしたラジオ体操に聞こえるので不思議です。

瀬戸内町のCDショップでも
「予想以上に売れていてビックリ。再入荷しないといけない」とのこと。
地元でも好評なんですよ!



↓こちらをご覧ください。
字幕付き、8市町村の島口ダイジェストMixバージョンによるプロモーション・ムービー
同じ”奄美”なのに違いがあって面白いですね〜。







20日(月)の瀬戸内町 島口ラジオ体操のお披露目を勝手に記念して、
瀬戸内町担当
義永 秀親(よしなが ひでちか)さんに話をうかがってきました。




義永さんは、瀬戸内町古志(こし)出身、
昭和2年生まれ。

前瀬戸内町長で引退後は、
自らもうたうシマ唄研究・作詞や
詩吟(いままで2000人以上に贈呈!)をなによりも楽しみにしてるそう。

「島ぐち発表大会」で3回の最優秀賞受賞経験があり、
現在、理事を務めるエフエムせとうちでは、
ウィットに富んだシマグチ番組を披露しており、
瀬戸内町でもシマグチの代表的存在。

そのため今回の島口ラジオ体操制作にも声がかかり、
義永さんが一つひとつ歌詞を
瀬戸内町のシマグチに翻訳(!?)したのとのこと。



「島口ラジオ体操の歌詞は、
出身集落の古志の言葉。
自分は古志に2年しか住んでいないし、
小さい頃は方言を使うなと言われた時代だった。
でも家に帰れば方言を使ってたし、
古志の言葉は父と母から習った魂の言葉だから、
古志節を大事にしているよ。

瀬戸内町には55の集落があって、
共通の言葉もあれば違う言葉もある。

古志の言葉は語尾が上がって、
体操の号令にも持ってこい。
みんなが聞いて面白みがあるヒギャ(瀬戸内町)独特の言葉を選んで使った。

例えば
『ヌバチンニヨウ(伸ばしてみよう)』
『ヌバシンショレー(伸ばしてください)』と、
同じ言葉でもリズムに乗る命令形を使ったり、
優しく心を込めたいときは丁寧語を使ったり。
体操に合わせてシマグチも選んでね。
いろいろなシマグチがあるのを知ってもらって、
それがまた面白がられればいいじゃないかなと思ってるよー。

町内でもいろいろな人から
『島口ラジオ体操笑ったよ~』とか、
若い連中が飲み屋で『♪~秀親フッシュの島口ラジオ体操~』って
踊って真似してるって聞いて、嬉しかったね~。

これでみんなシマグチを覚えたり、
興味を持ってくれればいいねー」。


と、このCDが誕生したことを
とても喜んでいらっしゃいました。

 


自宅の横には「島詠汰(シマユムタ)教室」の大きな看板が。
なんと英会話教室ならぬ、シマグチ教室!

Uターン者で長年シマから離れていて
お年寄りと会話ができない人など、
いろいろなかたがシマグチを習いにいらっしゃるとか。


「両親から自然と教えてもらったから言葉はタダよ。
 無料で古志節を教えてる。
 シマグチを伝えていきたいからね〜」。



一番好きなシマグチは何ですか?との問いに、

ほうらしゃかな。
今日あなたに会えて、ほうらしゃ~。
嬉しいね〜って意味よ」
とニッコリ。


義永さんは、20日(月)の
瀬戸内町 島口ラジオ体操お披露目の時にも来場予定。

NHKラジオ第1放送の生中継終了後
そのまま古仁屋小学校グラウンドで
島口ラジオ体操を披露(雨天時は中止)。

実行委員会の山田薫委員長などを迎え、
瀬戸内町レオタード体操指導員(!?)なども登場。


ぜひみなさんも瀬戸内町島口ラジオ体操をしに
いらっしゃってください!





  **    **


瀬戸内町のバージョンの歌詞です。
対訳を入れていますので、
ヒギャシマグチの勉強にお役立てください。


【 セトウチ ラジオタイソウ ダイイチ 】




ティバ ムエハラ ウエハチ アグィティ
コシヌバシュン ウンドウ
ティバ ムエハラ ウエハチ アグィティ
ヨコハラ ウルチンニー



①腕を前から上にあげて 
背伸びの運動
腕を前から上にあげて 
横から下ろします





ティハギィヌ ウンドウ
ティバ ドゥヌ ムエハラ ヨコハチ フリヤゲテー 
ツブシヌ マゲヌバシ
アドダカ アゲテンニヨー




手足の運動 
腕を体の前から 横に振りあげて
膝の曲げ伸ばし 
かかとも 上げてください




③ 
ティバ ムグラシュン ウンドウ
ドゥヌ ムエナンティ ムグラチンニー
ストゥマワーシ ウチムグラーシ




腕を回す運動 
体の前で 回して下さい 
外回し 内回し





ムネヌ ウンドウ ハギバ ヒラチ
ティバ ドゥヌ ムエハラ ユクハチ フティ 
ナナメ ウエハチ
ヌバチンニヨウ




胸の運動 足を開いて 
腕を体の前から 横に振って
斜め上に 
伸ばしてください





ドゥバ ユクハチ マゲユン ウンドウ
ヒダリユクハチ マゲテンニィ
テッキャ ミギユクハチ マゲテンニィ




体を横に曲げる運動 
左横に曲げてください
次は 右横に 曲げてください





ドゥバ ムエウシロハチ マゲユン ウンドウ 
ヒョウシオウチ
サンカイ ムエハチ マゲテンニィ
チュケリヤ コシナンティ アティティ
ウシロハチ ドゥバ ケーラチンニヨー




体を前後に曲げる運動
弾みをつけて 
3回前に曲げます
一度は腰に手を当てて 
後ろに体を反らしてください





ティバ フティ ドゥバ ネエラシ ウンドウ 
ティバ ドゥハチ マキツクィティ
ハジメヤ イナサ アトヤ フテサ
ナナメウシロハチ ティバ フテンニヨウ




腕を振って体をねじる運動
腕を体に巻き付けて 
最初は 小さく 後は大きく
斜め後ろに 腕を振ってください





ハギバ ムドチ テハギヌ ウンドウ
ティバ カタハラ ウエハチ マゲティ ヌバチンニィ 
カタウィ カタシャ
ヌバシンショレー




足を閉じて 手足の運動
腕を肩から上に曲げて 伸ばしてください
肩上 肩下 
伸ばしてください





ハギバ ユクハチ イジャチ
ドゥバ ナナメシタハチ マグィティ
ショウメンナンティ ティバ ユクハチ ヒルゲティ 
ウシロハチ ケエラシンショレ




足を横に出して 
体を斜めに下に 曲げて
正面を向いて 腕を横に開けて 
後ろに反らせます





ティバ フティ ドゥバ ムグラシュン ウンドウ 
クシブネ マワチンニヨウ
ヒダリマワシ ミギマワシ
テッキャ ミギワシドー




腕を振って 体を回す運動
腰骨 回してください 
左回し 右回し 
次は右回し





リョウハギシ トビウンドー
ウンバナンテ ユケェル トビアガティ 
ハギバ ユクハチ
ヒラチ オウチ ヒラチ オウチ




両足で飛ぶ運動 
その場で4回 跳んで
足を横に 
開いて 閉じて 開いて 閉じて




ティバ ユクハラ フティ 
ツブシヌ マゲヌバシ
ヨーリ ヨーリ マゲヌバチンニヨウ





腕を横から振って 
足を曲げ伸ばし
ゆっくり ゆっくり 曲げ伸ばしてください





ウフイキ シンショレ
ティバ ムエハラ ウエハチ アゲティ
ユクハラ ヨーリ ヨーリ
ウルシンショレー
テマーリ イキヌディ 
ヨーリ ヨーリ ハキンショレヨー




深呼吸してください 
腕を前から上にあげて
横から ゆっくり ゆっくり 
おろしてください
深く息を吸って 
ゆっくり ゆっくり 吐きましょう








2012.08.15
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内


















  


Posted by ヒギャジマン プロジェクト at 14:26Comments(0)シマグチ

2012年08月17日

夏期巡回ラジオ体操がやってくる!

夏休みと言えば、やっぱりラジオ体操。

最近では、「ラジオ体操で美しくなる!」と
若い女性の間でもブームになっているそうですね。

そんなラジオ体操の夏期巡回生中継が瀬戸内町へやってきて
NHKラジオ第1で、全国へ放送されます。

参加人数は、目指せ1000人!

夏の思い出に、ぜひ1000人規模のラジオ体操に参加しませんか?
町外からの参加もOK。
参加記念品もあり、もちろんスタンプももらえます。

このラジオ体操生中継後は、
いま話題の奄美島口ラジオ体操 瀬戸内町バージョンお披露目会もありますよ!


 平成24年度 夏期巡回 ラジオ体操・みんなの体操会 】 

日時 : 8月20日(月) 午前6:00開会 

場所 : 瀬戸内町 古仁屋小学校 グラウンド ( 雨天会場 古仁屋中学校 体育館 )


体操の指導は、多胡 肇(たご はじめ)さん
ピアノ伴奏 名川 太郎(ながわ たろう)さん 

と、テレビ・ラジオ体操でおなじみの出演者
実際に講師のかた・ピアノの演奏者が来町!

目の前で指導・生演奏をしてくださるというのも、嬉しいですね。





会場に行けないかた、
NHKラジオ第1での生放送は、午前6時30分~です。
瀬戸内町からの元気なラジオ体操の様子をぜひお聴きください!

また当日の模様は、後日「かんぽ生命保険」特設サイトにて報告される予定です。



この夏期巡回ラジオ体操が
瀬戸内町にやってくるのは初めてとのこと。
この人数でラジオ体操をやる光景は圧巻でしょうね~。
ワクワクします。



問合先: 瀬戸内町教育委員会 社会教育課 
      電話0997-72-2905 





2012.08.17
瀬戸内町  

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内

  


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2012年08月16日

第32回 瀬戸内町 みなと祭り

島も各地で祭りがあり、
夏真っ盛りですね。

この週末は、瀬戸内町の「みなと祭り」が開催されます。
台風の心配もなく、天気もよさそう。

みなと祭りの行事は以下のようになっています。
シマの文化をいっぺんに堪能できるこの機会。
ぜひぜひ瀬戸内町へお越しください!






【 8月18日(土) 】

相撲大会        9:00~15:00 < 大湊緑地公園(せとうち海の駅横) >

7月に十両昇進したばかりの慶天海関を生み出した、瀬戸内町の相撲界。
ちびっこから大人まで迫力ある取り組みが楽しめます。



市中パレード     16:00~17:30 < 古仁屋市街地(本部:古仁屋郵便局前) >

かわいらしい保育所の子どもたち、古仁屋高校から各種瀬戸内町の事業団体の工夫を凝らした山車がパレード。若さあふれる25歳のメンバー古仁屋青年団や漁協名物マグロみこしも見ものです。


歌謡・シマ唄大会   18:30~21:00 < 古仁屋春日公園特設ステージ >

瀬戸内町を代表するヒギャ節のシマ唄や歌謡、舞踊の数々、またゲストに奄美シマ唄を代表する築地俊造さんを迎えてのステージです(都合により坪山豊さんの出演はなくなったそうです)。




【 8月19日(日) 】


海上パレード     9:00~10:00 < 大島海峡(瀬戸内漁協・古仁屋海上保安署前) >

港まち・瀬戸内町の漁船団が大漁旗を掲げ大島海峡を勇壮にパレード。
最後には、海上保安署前に集合し、餅投げなどで祭りを景気づけてくれます。



舟漕ぎ競争      10:00~16:00 < 瀬戸内漁協・古仁屋海上保安署前 船だまり >

子ども会、女子、集落、同窓、オープンのグループ別対抗で、約150チームが参加。
各チームの威信をかけて、この夏、瀬戸内町が一番熱く盛り上がる舟漕ぎ競争!



八月踊り        18:30~20:20 < 古仁屋市街地(大会本部:古仁屋郵便局前) >

古仁屋市街地の道路をぐるりと一周する形で、瀬戸内町の13団体がシマ(集落)、郷友会、保存会それぞれに伝わる八月踊りを披露。唄や踊りの違いなど、ヒギャの豊かな伝統文化を堪能できます。


花火大会       21:00~22:00 < 大島海峡(大会本部:大湊緑地公園) >

みなと祭りの最後を彩る花火大会。雄大な大島海峡をバックに繰り広げられ、
目の前であがる花火は迫力満点! メッセージとともにあがるメモリアル花火も思いが伝わる感動の花火です。




18日(土)は、せとうち海の駅で恒例の朝市が開催。
今回の朝市の主役はマンゴー!! 
詳細はこちら→瀬戸内町観光協会のブログ

また

20日(月)は、早朝6:00から
ラジオ体操・みんなの体操会」が開催され、
NHKラジオ第1放送で、古仁屋小学校から全国へと体操の様子が生中継されます。
1000人規模のラジオ体操は必見!
(その後、奄美島口ラジオ体操の披露もあり!)

この週末は、みなと祭りと合わせて、
各イベントともどもゆっくり瀬戸内町を堪能するのはいかがですか?






2012.08.16
瀬戸内町  

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内







  


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2012年08月15日

昔なつかしいお盆料理教室

奄美の自然や文化・暮らしなどが
体験できるプログラムが満載の「あまみシマ博覧会」(通称:シマハク)

瀬戸内町でも20のメニューがあり、
そのなかの「昔なつかしいお盆料理教室」に参加しました。

講師は、瀬戸内町食生活改善推進員連絡協議会のかたがた。
ふだんから公民館で郷土料理教室での指導や
瀬戸内町のさまざまなイベントなどでも料理を提供していらっしゃいます。

参加者は、「今年初めてお盆料理を自分で作る」というシマッチュ、Iターン、
滋賀と茨城から帰省してる子どもたちなどさまざまな7名。



まずは講師のかたから
奄美の旧盆についてお話がありました。

奄美では、旧暦でお盆を行うので(新盆で行うところも)
今年の旧盆(旧暦7月13日~15日)は、新暦の8月30日~9月1日。

島の人々は年に一度浮世帰りするご先祖さまのために心を込めてお迎えをし、
家の中の無病息災を祈ってきました。
旧盆の最終日・送り盆(旧暦7月15日)には、
とくに一番のごちそうをお供えをするそうで、
その料理7品を作りました。


まずは、「かた菓子」作りからです。

黒砂糖と白糖の2種類で挑戦!
はったい粉、黒砂糖(または白砂糖)、塩をまずはふるいます。
ここを丁寧にするのがポイントだそう。



木の型。
松竹梅や自然がモチーフで美しいですね。



ふるった粉に、なんと黒糖焼酎と水飴を加えて、
よく混ぜあわせて練っていきます。
焼酎はつなぎとしての水分のためと、カビを生えにくくするための役割があるそう。



ある程度しっとりしていったら、
木型に詰めていきます。



崩れないように、ぎゅっぎゅっとしっかり押さえます。



茨城と滋賀から遊びに来ていた子どもたちも参加。
見るのも食べるのも初めてのかた菓子作り、楽しそうでした。
砂あそびみたいだったかな?



「親の世代は作っていましたよ」とおしゃってたシマッチュも挑戦。



ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。



このお湯のみが、なんと重要な働きをしています。


ころころ転がして粉を押し込んだり、
よぶんな粉を落としたり、
木型の両端をコンコンッ!と叩いてかた菓子を浮かせたり。


さて、うまく外れるでしょうか?



あ、一個だけ取れました。



はい、今度はぜんぶきれいに取れましたー。
とっても気持ちがいいんです。



並べると、とってもかわいらしい「かた菓子」。



ほかの料理も作っていきます。



大量にある材料をみんなで手分けして作業。



おそるおそる・・・。



いっぱい作るほうが煮物はやっぱり美味しいですね。




できあがって、みんなで試食です。


今日作ったメニューは

1.白だんご
2.かた菓子(かたがし)
3.糸こんにゃくの酢の物
4.煮しめ
5.精進揚げ
6.にがうりの味噌炒め
7.ソーメン汁


こちらはご先祖さまにお供えするぶんです。

基本的にはぜんぶの料理に、お箸は供えるとのこと。
こちらは十字ですが、2本そのまま立てる家も。
ショウロウ箸、またはソーロー箸といって、
素材は道端などによく生えているメドハギの茎。



かた菓子もお茶をそえて。



お盆のお供えは、シマ(集落)や家庭によって
少しずつ違うので、
これが瀬戸内町のすべてのお盆料理とは言えません。

また、個人的な行事のため
記録に残すのもなかなか難しいところです。
「うちではこんなお供え料理をつくるよ」などありましたら、
ぜひ写真など撮って教えていただければありがたいです。


年に一度、ご先祖さまが帰ってくるお盆。
三日間、三食の準備する島の女性たちはとても大変だと思いますが、
ご先祖さまはとても喜んでいらっしゃることでしょう。






2012.08.12
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内












  


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2012年08月14日

祝!第3位 奄美新聞記者が選ぶブログベスト10

奄美群島ブロガー応援企画
奄美新聞記者が選ぶ ブログベスト10

7月第3位
俵っ子トライアスロン大会 ①~③が選ばれました!

(7月13日~17日に掲載)


「俵っ子トライアスロン大会」の記事はこちら 
・俵っ子トライアスロン大会 水泳編
・      〃         持久走編
・      〃         一輪車・閉会式編




結果は8月10日(金)の奄美新聞紙上にて掲載。
奄美新聞のブログはこちら→「ブログベスト10 7月ランキング」


奄美新聞記者の方からコメントいただいております。

 加計呂麻島の俵小学校の地域に根ざした学校行事の様子を、
多くの写真付きで紹介しています。トライアスロンに取り組む子ども達の
いきいきとした表情や笑顔、イベントを支える人達の様子が、
写真を通じて伝わってきました。児童数はわずか7人と少数ながら、
全員が力を合わせてトライアスロンに挑戦する姿にも感動しました。



とのことです。
ありがとうございました!


6月のブログベスト10に続いて、選出していただき
大変光栄です。
ありがとうございました。

加計呂麻島のちいさな小学校で
子ども達が楽しく、そして一所懸命がんばっている姿を
多くのみなさまに知っていただけることを嬉しく思います。

取材にご協力いただいた俵小学校のみなさん、俵集落のみなさん、
関係者のみなさん大変お世話になりました。
ありがとうございました!


2012.08.10
瀬戸内町 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内








  


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2012年08月11日

与路島でウミガメミーティング

奄美海洋生物研究会主催
【 第4回 奄美大島 ウミガメ ミーティング 】が
8月12日(日) 瀬戸内町の与路島公民館で開催されます。



奄美海洋生物研究会のウミガメ調査の様子は
こちらでどうぞ→「奄美大島☆撮影日記」(会長・興 克樹さんのブログ)


基本的には与路島のかた向けだそうですが、
興味のあるかたなら参加OKとのこと。

わがS.B.Iの現場監督、水野康次郎も
「瀬戸内町ウミガメ調査報告」を発表!

瀬戸内町の与路島・請島は、日本有数のアオウミガメの産卵地とのこと。
すごいですね〜。

ウミガメミーティングは夜に開催なので、
与路島には宿泊が必要になります。
交通アクセスや宿泊などは下記をご覧ください。

与路島に渡る「定期船せとなみ」のスケジュール→こちら
与路島の宿泊→こちら



また与路島には以前ご紹介したサガリバナ
そして見事なサンゴの石垣もありますので、
宿泊して、ゆっくりといろいろ楽しむのもいいですね。



瀬戸内町 与路島


S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内







  


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2012年08月09日

ナニコレ珍百景 登録決定!

8日(水)に放送のあったテレビ朝日のナニコレ珍百景で、
加計呂麻島 俵小学校の俵っ子トライアスロン大会が、

珍百景コレクション№1363に登録されました!

俵小学校の児童7名全員が
水泳、持久走、一輪車の3競技に挑む「俵っ子トライアスロン大会」。


校長先生のかけ声で、「珍百景、登録おねがいしまーーす!」。



放送は5分ぐらいだったでしょうか。
「なるほど、あの取材がこんなふうになるのね~」と、
思いながら番組を観ていました。








トライアスロン大会を予定していた日が
大雨と雷で翌日に延期になり、
大会当日の水泳の時も天候が悪くて、
いつもの真っ青な加計呂麻島の海を
全国のみなさんに観ていただけなかったのがちょっともったいなかったですね。





ナニコレ珍百景の取材スタッフは合計4名いらっしゃってました。
なんとカメラ大小3台に、音声のマイク担当の方。





俵小学校には事前取材を含め、
3日間ほど子どもたちの学校生活の様子を密着取材。
ふだんの授業や給食、委員会活動なども撮影していたとのこと。








それだけ長い時間密着取材をしていたので、
取材スタッフさんたちも子どもたちのことを下の名前で呼んで
すっかり仲良くなっていたのが印象的でした。

だからこそトライアスロン大会当日も
子どもたちは自然体でカメラに接していたような気がします。




































テレビスタッフさんたちは
「子どもたちがあんなに頑張っている姿を見て、
本当に感動しました」とおっしゃっていました。
うれしいですね。


珍百景にもいろいろ種類がありますが、
今回の俵っ子トライアスロン大会は、
他の土地の人から見たら「珍しい」けれども、
ここにしかない、島では大切なもの。

これは、ヒギャジマンにも通じるものですよね。
瀬戸内町には、
まだまだ珍百景がいっぱいありそうです!



  * *


俵っ子トライアスロン大会は、
以前のブログにて紹介しておりますので、
ぜひ子どもたちのがんばりをご覧ください。


・俵っ子トライアスロン大会 水泳編
・      〃         持久走編
・      〃         一輪車・閉会式編





2012.07.09
瀬戸内町 加計呂麻島 俵小学校

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内




  


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2012年08月08日

ヤコウガイ細工体験

大人のための
ヤコウガイ細工体験に参加しました。




講師は、前日に子どもたちに同じ体験レクチャーをしてくださった
徳之島のヤコウガイアーティスト・池村 茂さん。
(※池村さんのプロフィールや、ヤコウガイについてはリンク先をご参照ください)




まずはヤコウガイについてのいろいろなお話をうかがいます。




さあ体験!
たくさんある中から、自分の好みの形のヤコウガイを選びます。

ヤコウガイの元の貝は、こんな感じです。→ヤコウガイの画像

緑色した表層部の稜柱層と、七色の彩りを秘めた真珠層。
どちらを自分が表現したいか、
形と色の組み合わせは、大人でもどれを選ぶか本当に悩むところです。




サンドペーパーは、0番から10番まで11枚。
美しく仕上げるためには、最初の3枚までをとにかく丁寧に磨いていくことがポイントです。




水をつけながら6番まで磨いたところ。
光沢がでてきたような、分からないような・・・。




11枚のサンドペーパーのあと、
研磨剤をつけてデニムのような生地で納得のいくまでぴかぴかに磨き上げて、
約1時間ほどで、できあがり。

それぞれに個性があって素敵です。
ネックレスにしたり、携帯ストラップ、髪飾りにしたり。


キャラメル色、ミルク色、翡翠のような色、
まろやかな自然の色の組み合わせと形は、
どれ一つとして同じものがありません。

自分ががんばったぶん
美しく輝いてくれています。


奄美近海で獲れるヤコウガイは
栄養分の豊富な藻類に恵まれ時をかけてゆっくり成長するため、
とくに質がよく世界でもっとも美しい光沢を放つと言われているとか。

ただ近年は乱獲や環境悪化が著しく
ヤコウガイの数も激減してるそう。

ヤコウガイ磨きを通じて、
いろいろな学びや考えさせられることがありますね。


こんなヤコウガイのお話がラジオでもお聴きいただけます。

8月9日(木) 
エフエムせとうち、S.B.Iの番組「せとうち なんでも探検隊」
池村茂さんにゲスト出演していただきました。
また旧盆のことについても、シマッチュのゲストを迎えてます。

放送は
◎エフエムせとうち 10:10~ / 14:40~ / 20:40~

あまみエフエム 14:40~
(あまみエフエムでは、インターネットサイマルラジオでも放送中です)


ぜひお聴きください!




2012.08.04
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内

  


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2012年08月07日

ゆめ探検隊 ヤコウガイ磨き・ビーモン探し

8月3日(金)の「ゆめ探検隊」海の生き物観察終了後は、
瀬戸内町立図書館・郷土館で
ヤコウガイ磨きビーモン探しです。





講師は、ヤコウガイアーティストの池村茂さん。
池村さんは、徳之島町母間で「工房 海彩(かいさい)」を開いており、
ヤコウガイを使ったアクセサリーやランプなどさまざまな作品を生み出しています。

またオニヒトデの駆除にも力をいれており、
各地の学校などで自然環境講座や
ヤコウガイ放流・細工体験を実施するなど精力的に活動なさっています。


ヤコウガイは大型の巻貝で、屋久島・種子島以南の地域に生息。

真珠層があり、磨くと美しく輝くため、
古くから螺鈿(らでん)細工の材料として用いられ、
正倉院の宝物(8世紀)や
中尊寺金色堂(12世紀)の堂内などにも使用されています。

奄美大島で発見されている7~8世紀ごろの遺跡から
ヤコウガイの貝殻が大量に発見されたため、
奄美大島から本土へと運びだされた可能性が高いと考えられています。

ちなみによく「夜光貝」と書かれていますが、夜には光りません。
屋久島の貝=ヤクガイからきているとのことです。




そんな貴重なヤコウガイが奄美に生息していること、
奄美が古代からどういう地理的・歴史的役割をしていたかなどを知ってもらうために、
瀬戸内町では、約7年前から池村さんにお願いをして、
年に一度ほどヤコウガイ磨き体験講座を開いていただいてます。

またヤコウガイの稚貝の放流は3年前から。
加計呂麻島の徳浜や伊須などで行ってきました。


さて、いよいよ体験です。

池村さんが準備してくださった
さまざまな形のヤコウガイを選んでいきます。




磨きあがりを想像して、選んでいきます。
みんなかなり迷っていますね。




今回も満員御礼!




ものすごく目の荒い0番から、サラサラの10番まで、
合計11枚のサンドペーパーで磨いていきます。




小さな手でまわりを水浸しにしながらガンバりました。




一所懸命に磨くあまりに
自分の指を削ってしまう男の子続出・・・。













































保護者の方も参加。




一所懸命に磨けば磨くほど、ぴかぴかになるので楽しいんです!





「すげぇーー!」。
”ヤコウガイの神様”の磨き直伝です。




池村さんもビックリの磨き方をしている子も。




最後に研磨剤で仕上げて、
ネックレスや携帯ストラップなど好みの金具をつけてもらいます。




できました!
はるばる遠く奄美市名瀬から参加のご家族。







やっぱり女子はハート♡



親子で楽しみました!




ヤコウガイ磨きをした後は、「ビーモン探し」。

ヤドリ浜の砂から
有孔虫、貝、砂、石などをよりわける
ビーチモンスター探しです。




面白いものが見つかるかな?

これにはわれわれが想像した以上に
子どもたち熱中!




女子も熱中!




低学年でも熱中!




見つけたものから面白いモノはいないか、拡大して調べてみました。
なんと魚の耳石が混じっていました!

これは魚の頭の骨で、おもりの役割もはたすもの。
木の年輪のように、
魚の成長とともに形成されいるそうです。

自分たちが見つけてきたものの中に
こんな新しい発見があり、子どもたちも興奮。

またヤドリ浜の砂は観察したところ、
ほぼ有孔虫、貝、少しの石で形成されていたので
「ヤドリ浜は、ほとんど生き物の死骸でできている」と分かりました。

これにも子どもたちはちょっとショックのような、
自然というものを知ったような・・・。



最後は、この日一日学んだことを絵日記にしていきます。











ゆめ探検隊の全3回に参加した子どもたちに
「ヒギャジマン ジュニアマスター」証書が送られました。




最後にこの日参加したみんなで記念撮影。



奄美の、瀬戸内町の海や生き物について
まるまる一日よーく遊び、よーく学びました。

奄美の海山自然調査体験プログラム
「ゆめ探検隊」の全3回はこれにて終了。


子どもたちが島を知り、好きになって
自らヒギャジマンを探す楽しみを知ってくれたら幸いです。




2012.08.03
瀬戸内町 古仁屋 

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

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2012年08月04日

ゆめ探検隊 海の生き物観察

8月3日(金)、
小中学生を対象にした奄美の海山自然調査体験プログラム
「ゆめ探検隊」の第3回目が開催されました。

今回は、
「島の海の生き物観察」と「ヤコウガイ細工体験」。

まずは午前の「海の生き物観察」です。

行ったのは瀬戸内町の中心部・古仁屋から
約20分ほどのヤドリ浜。
白い砂浜が続く、瀬戸内町でも人気の海水浴場。




台風時でも、比較的波が穏やかな大島海峡内です。
海の成り立ち、ヤドリ浜の自然環境などについて勉強。




みんなビニール袋を持って海岸を散策、
見つけた海辺の生き物などを収集していきました。
開始早々、海に入る男子あり・・・。




「こんなの見つけたよ!」。イカの骨かな?




女の子が見つけたのは・・




宝石のようにも見える
色鮮やかなカニさんの甲羅。



石をひっくり返して裏を見てみましょう。




オカヤドカリ、貝、サンゴ、
そして砂と水を入れたら、ミニ水族館!







岩と岩の間には何がいるかな?



「くちぶえ吹いたら、ヤドカリが中からでてくるよ」。

本当に出てきましたーー。
内地育ちの私はこれ知りませんでしたが、面白い!
「くちぶえを波の音と間違えて出てくるって聞いたことありますよ」と、
保護者のかたがおしえてくださいました。

「でも、静かにしてたらヤドカリが出てくるって話もあるんだよ」と子ども。
どれが正しいかな?



いっぱい見つけて大満足。




それぞれに見つけた生き物の名前や生態、
どんな生き物がどんな場所に生息しているのかなどなど、
子どもたちの疑問に講師が答え、
生き物は、最後には海に戻しました。



ウミガメ博士がウミガメの生態についてレクチャー。
※この足跡は、人工的に作ったものです。

足跡の違いは、
アカウミガメは、クロールのように互い違いに、
アオウミガメは、バタフライのように同時に足跡が残るそうです。

このヤドリ浜周辺でシーカヤックに乗ってるとウミガメに遭遇することもあり、
産卵の確認もされています。



徳之島からいらっしゃった
ヤコウガイアーティストの池村茂さんからもお話をしていただきました。




男子は、靴が濡れてもいいんです。
海に入りたいんです。




ヤドリ浜をあとにし、
すぐ近くのホノホシ海岸へ。

穏やかな海峡内のヤドリ浜に対して、
こちらは外洋に面しており、表情がまったく違います。




車で5分もかからないのに、
ヤドリ浜とホノホシ海岸の違いはすごいですね。








荒い波にあわられた、まん丸な石でびっしり。
あまりにかわいらしくて持って帰りたくなりますが、
国定公園内なので持ち出し禁止です。




当初の予定では、加計呂麻島の徳浜海岸に行き、
ヤコウガイの稚貝の放流をする予定でしたが
台風9号・10号の接近により内容を変更。

ヤコウガイの放流はできませんでしたが、
海の生き物を実際にふれ、じっくりと観察。

ふだん見過ごしがちな、
身近にある島の豊かな海や自然環境について知ることができました。





2012.08.03
瀬戸内町 蘇刈 ヤドリ浜・ホノホシ海岸


S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

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2012年08月02日

水中展覧会 「アクアート」 in奄美大島

海の中の展覧会「AQUART(アクアート)」
8月3日(金)~5日(日)、
今年も瀬戸内町の嘉鉄沖合で開催されます。



瀬戸内町がほこる美しい嘉鉄湾の中に造形作品を展示する
「アクア」+「アート」の展覧会。

陸上とは違う、浮力や水圧、光線の中で見るアート作品の魅力は、
海の中に入ることで見える新しい感覚です。

< 出品作家 >
市川 陽子 /漆芸作家
國松 万琴 /陶芸家
竹内 俊子 /造形作家

< 招聘作家 >
染谷 聡 /漆芸作家
田島 史朗 /彫刻家
以上、敬称略


地元から参加の又吉 賢昌 (造形作家)さんもいらっしゃり、
瀬戸内町立 嘉鉄小学校の児童の作品も展示されます。
子どもたちの発想も楽しみですね。


これまでの作品は、アクアートのサイトやFacebookでご覧ください。

アートを通じて、
奄美の海、大島海峡の素晴らしさを感じる水中展覧会です。


アクアート公式サイト

アクアートFacebook


※8月5日の「カメのはなし」は、中止になりました。




海の中の作品をどうやってみるのでしょうか??

方法は、嘉鉄集落から直接スノーケルやシーカヤック、
ダイビングなどで行く、

またマリンスポーツができないわーという方は
「水中観光船 せと」が案内してくれます。

アクアート見学は予約優先のようなので、直接ご確認くださいね。
アクアートへのご案内



アクアートに関する詳細は、下記へお問合せお願いします。

◎瀬戸内町観光協会 0997-72-4567

◎アクアート実行委員会 090-7112-8799(安藤さん)



  **    **


アクアート2012では、同時にワークショップなどを開催。


8月2日(木)の前夜祭(19:30~)
われらがS.B.I (瀬戸内町文化遺産活用実行委員会)の現場監督にして、
ウミガメ博士水野康次郎「カメ博士によるカメのお話」で登場!

子ども向けに分かりやすく
日本や奄美のウミガメについて話すとのこと。

この夏、ウミガメの調査で奄美をあちこち回り、
真っ黒に日焼けしたウミガメ博士のお話。
ぜひ、おでかけください!







2012.08.01
瀬戸内町 嘉鉄

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内



  


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2012年08月01日

嘉鉄湾

台風9号、10号とダブルで発生しておりますが
いまのところ風などほとんどない瀬戸内町です。

瀬戸内町の、
奄美大島と加計呂麻島で挟まれた大島海峡は、年中穏やか。

そのため国際避難港となっており、
本日も外洋が荒れているので多くの船が避難しております。

そんな大島海峡の東端のほうにある嘉鉄湾(かてつわん)。
写真は28日(土)のものです。



瀬戸内町の中心部・古仁屋から7~8分。

マネン崎展望台を過ぎて、
嘉鉄集落へと行く途中で望める風景です。

いつ見ても、この美しいブルーのグラデーションにうっとり。
とくに夏の青さは格別です。

ダイビングでも人気のスポット。
豊かな海中の世界が広がっています。

島外から奄美に来て
住みはじめたものにとって、
家からほんの数分でこんな風景が広がっているというのは奇跡に近い感覚です。




2012.07.28
瀬戸内町 嘉鉄湾


S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内


  


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